現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 国際
  3. アジア
  4. 記事
2012年11月4日19時4分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

外務次官、中国の挑発行為に抗議 程大使に電話で

関連トピックス

 沖縄県の尖閣諸島周辺で中国政府の監視船による領海侵入が頻発していることから、河相周夫外務事務次官は4日、程永華(チョンヨンホワ)駐日大使に電話で「挑発的行為を繰り返している」と強く抗議した。そのうえで「両国が事態の沈静化に向け意思疎通をする環境を損ねる。事態をエスカレートさせないよう自制を求める」と伝えた。

 外務省によると、程大使は尖閣諸島が中国領だと主張し、「不測の事態はあってはならない。話し合いで解決しなければならない」と語ったという。

 中国監視船の領海侵入は9月10日の尖閣国有化決定後、週1回ほどだったが、先週は4回を数えた。侵入のたびに外務省のアジア担当局長が抗議してきたが、今回は次官に格上げした。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

世界各国で作品が翻訳されている作家「村上春樹」をあらためて読み解く。

「バカの壁」と「アホの極み」の2学者による、新しく大胆な「日本世直し」論。

尖閣・竹島・沖縄・福島など難題山積の日本。漂流する政治を占う。

日本企業45社における売上高の中国依存度の調査からは意外な結果が……。

「尖閣国有化」を契機とした中国の傍若無人ぶり。背景には何があるのか。

民主党代表選。勝者の野田佳彦首相に笑顔はなく、敗れた3候補は意気軒昂…。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞国際報道部 公式ツイッター