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はしご外された 亀井氏、石原新党に参加せず「市長風情に…」

 国民新党を離党した亀井静香前代表は3日のテレビ東京番組で、石原慎太郎前東京都知事を党首とする新党に参加しないと明言した。もともと「石原新党」は昨年12月から亀井氏が主導していたが、結局は石原氏の“鶴の一声”で結党が決まり、亀井氏ははしごを外された格好。石原氏に振り回されたとの思いも強いようだ。

 石原氏が日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)などとの「大連合」を目指していることを「緊急な問題は原発、消費税、環太平洋連携協定(TPP)だ。合意もなく一緒にやろうとしてもできない。『後は白紙』とはいかない」と批判した。

 亀井氏によると、昨年12月に石原氏が新党結成を言い出し、亀井氏が水面下で調整。しかし今年5月に石原氏が「白紙に戻す」として、いったん立ち消えとなった。

 6月に石原氏が党名を「日本維新の会」とする新党結成に再び意欲を示したものの、進展しなかった。10月25日の都知事辞任会見の前日になって石原氏が新党結成を伝えたのに対し、亀井氏は「遅すぎる」と不快感を示したという。

 亀井氏は番組後、記者団に「あれだけの男が市長風情に釣り上げられた。かわいそうだ」と同情してみせた。亀井氏自身は今後、民間人と連携する考えだ。

[ 2012年11月3日 16:25 ]

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