UPR(普遍的定期的)日本審査in Geneva 報告(2)
《ぷろじぇくと ぴーす ないん》 ジュネーブにて活動中 UNホリデーで3日間の休みが開けた29日(月)は、抜けるような青空と0度近くに冷え込んだ寒い朝、国連職員が颯爽と出勤していきました。
明後日の第2回UPR(普遍的定期的)日本審査に向けたロビーイングを明日に控え、言論・表現の自由を守る会の垣内事務局長は29日、パレ・デ・ナシオンのパス取得手続きを終えて、さっそく審査開催国であるスイスの審査を傍聴し、終了後、サイドイベント会場を現地NGOメンバーに案内していただいて下見を行いました。
UPRの各国の審査は、どの国も同様に行われるので、議事進行やインターネット中継の様子など参考になりました。
193か国の代表とアシスタントの席と椅子の他に、プレスやNGOの席もある大きな会場で、残り時間を示す赤い文字のパネルがひときわ目立っていました。
審査会場の天井絵は、2008年の見学の時にはごく短時間で暗くて良くわからなかったのですが、照明がつくと平和とは程遠い危機を感じる不思議なプラネタリウム?のようでした。
サイドイベントの会場は、要望したとおり100人の会場で、同時通訳を準備できればその施設も使えるようですが、今回は逐次通訳とパワーポイントなどで説明します。パソコンもスクリーンもあり、コピー機も自由に使えるようでとても助かります。
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「集団疎開」訴訟 きょう(30日)ジュネーブで講演
▼ 福島の子の人権守れ
弁護士ら「健康被害・・・世界に発信」 福島原発事故を受けて、福島県郡山市の子どもや親たちが「集団疎開」を求めて仮処分を申し立てた裁判。その原告代理人の弁護士らが三十日、スイス・ジュネ」ブの国連の施設で講演する。国連人権理事会の作業部会に合わせた非政府組織の行動で、日本政府への“外圧”を呼びかける。、(林啓太) 「日本政府が公式に世界に伝えることのない、低線量被ばくにさらされている子どもたちの『真実』を伝えてきたい」 ジュネーブの国連施設で講演する柳原敏夫弁護士はそう語る。同弁護士は集団疎開裁判の弁護団の一人。原告の子どもら十人と父母らでつくる「ふくしま集団疎開裁判の会」を代表して、各国の関係者に訴える。 郡山市教育委員会を相手取った集団疎開の仮処分申し立ては昨年12月福島地裁郡山支部で却下された。しかし、原告側は仙台高裁に抗告し、現在も審理が続いている。 柳原弁護士はこの裁判への世界規模の支援を求めて、ジュネーブで開かれている国連人権理事会の普遍的定期的審査(UPR)の作業部会に合わせ、渡航するこどにした。 「放射線量が年間一ミリシーベルトを超えるような地域で、教育を受け続けねばならない状況は明らかに人権侵害だ。子どもの人権保護のために日本政府や自治体に対して『外圧』をかけてもらう契機にしたい」(柳原弁護士) 講演には、同県双葉町の井戸川克隆町長も合流し、登壇する。同町長も「子どもの健康がなにより心配。国内では省みられることのない少ない叫びを世界に伝えたい」と話す。 今回の作業部会は22日〜、日本を含めて14ヶ国の人権状況を検証するために開かれている。講演翌日の31日は、日本が審査対象になる。 柳原弁護士は「われわれの講演をきっかけに、日本の審査でも原発事故による子どもたちの健康被害を、ぜひ取り上げてもらいたい」と意気込んでいる。 『東京新聞』(2012/10/30【話題の発掘】) ◇10月30日(火)夜8時〜I0時 IWJによる中継があります。 ジュネーブ市長と福島県の双葉町井戸川町長、 「ふくしま集団疎開裁判」の柳原弁護士が対談予定 http://iwj.co.jp/ または http://www.ustream.tv/channel/iwj-geneva ◇10月31日(水)日本時間、夜10時30分から11月1日の午前2時まで 国連のジュネーブ事務局(通称、国連欧州本部)で、『日本政府が日本で行なっている人権侵害問題』について世界中の国から審査を受ける人権理事会のUPR(普遍的定期的審査)が行なわる。当日は国連によるネット中継はhttp://fukusima-sokai.blogspot.jp/ の中の「ネット中継」をクリック |
今朝(10/30)の『東京新聞』の【話題の発掘】で、林啓太記者が、
ジュネーブのサイドイベントで「ふくしま集団疎開裁判」が取り上げられる件を、
記事にしています。内容は、ネットに引用しましたので、ご覧下さい。
内外で大きな注目を集めそうですね。
2012/10/30(火) 午後 2:17 [ パワピのRK ]
ありがとうございます。
いよいよ本日です。
通訳もお願いできました。
明日の日本の本審査で、厳しい質問攻めになるようにがんばります。
日の丸・君が代強制のチラシもNGOのコーナーに置かせていただけるとのこと。
福島のこどもたちの集団疎開と健康管理の抜本的強化を求める勧告と、個人通報制度即時批准と公職選挙法と国家公務員法を直ちに改正させるために頑張ります。
これから朝食を食べ、そのままパレ・デ・ナシオンに向かいます。
2012/10/30(火) 午後 4:16 [ 人権NGO言論・表現の自由を守る会 ]
なんとUstreamで、生中継です。
10月30日(火)夜8時〜I0時 IWJによる中継があります。
ジュネーブ市長と福島県の双葉町井戸川町長、
「ふくしま集団疎開裁判」の柳原弁護士が対談予定
2012/10/30(火) 午後 8:34 [ パワピのRK ]
生中継を見ていました。2時間、あっという間でしたね。
約3000人が、リアルタイムでアクセスしていました。
堀越事件のアピールは関係者にとってとても貴重でした。
福島原発被害が、すぐれて人権問題であることを、
井戸川双葉町長が、フェルネックス・バーゼル大学教授が、
国際社会に発信していました。
本田君のアピールも素晴らしい。柳原弁護士の熱弁も素晴らしかった。
コーディネーター役の垣内さん、お疲れさまでした。
画期的なイベントでした。
2012/10/31(水) 午前 0:53 [ パワピのRK ]
今、みなさんと別れて一足先にホテルに帰りました。
予告していただいて、
リアルタイムで観ていただけたのですね。
3000人もの方にアクセスしていただけたとは!
とっても嬉しいです。
ありがとうございました。
2012/10/31(水) 午前 3:02 [ 人権NGO言論・表現の自由を守る会 ]
日の丸・君が代のジョイントリポートも資料に入れて配布しました。
50人近くの方に参加いただけました!
2012/10/31(水) 午前 3:06 [ 人権NGO言論・表現の自由を守る会 ]