(学部) 中国語IA、ⅡA、ⅡB、SA、SB、ⅢA、ⅢB、ⅣA
(大学院)外国語教育システム論演習、言語対照基礎論特殊講義
中国語学、現代中国語文法、対照言語学
大学入学時に中国語を学び始め、3年次から本格的に中国語学を志し、以来中国語の文法を専門に研究を続けています。最近は特に、複文における接続語の意味と機能というテーマに取り組んでいます。
中国語は発音は難しいけれど、文章は漢字だからなんとなく分かる、というのが一般的なイメージではないでしょうか。確かにそのような面もあるのですが、それだけではなく、語彙や文法の面においても、他の言語には見られない特徴が随所に見られ、学習すればするほど奥深さが味わえる言語です。もっとも、中国語特有の複雑さや難しさもあって、かく言うわたしもその難しさを日々実感しているのですが...。
外国語学習全般に言える事だと思いますが、語学の学習に遠慮は必要ありません。学生の皆さんには、授業のみならず、日常的にもSOLACの学習環境を活用するなどして、積極的に中国語に触れる機会を作り、中国語の魅力を味わって頂きたいと思います。
(単著)「"是不是"を用いた「確認性疑問形式」」『東京大学中国語中国文学研究室紀要』第6号、pp1-23(東京大学文学部中国語中国文学研究室、2003年4月)
(単著)「"就是"と"只是" ――補足注釈機能について――」『中国語学』第253号、pp314-334(日本中国語学会、2006年10月)
(単著)「逆接の"倒"再考」『東京大学中国語中国文学研究室紀要』第11号、pp7-30(東京大学文学部中国語中国文学研究室、2008年9月)
(単著)「日本語における補足注釈の「ただ」 ――中国語における補足注釈の"就是"と"只是"と対照して――」『神戸大学国際コミュニケーションセンター論集』第6号、pp47-61(神戸大学国際コミュニケーションセンター、2010年3月)
日本中国語学会正会員。
2007年9月?2008年7月、中華人民共和国政府奨学金により、華東師範大学・人文社会科学学院・漢語言文字学系(於:上海市)に高級進修生として留学。
2007年10月、第8回日本中国語学会奨励賞受賞(上掲論文「"就是"と"只是" ――補足注釈機能について――」による)。
研究室: D611
Email: t_uto(アット)people.kobe-u.ac.jp