UPR(普遍的定期的)日本審査in Geneva 報告(4)
《ぷろじぇくと ぴーす ないん》 ジュネーブにて活動中 日本政府審査当日 10月31日
10月31日パレ・デ・ナシオンにて第2回UPR(普遍的定期的)日本審査が約3時間半にわたって行われ、各国の質問制限時間1分31秒で約80か国が質問しました。
言論・表現の自由を守る会から、垣内つね子事務局長と双葉町井戸川克孝隆町長と疎開裁判関者と通訳のみなさん合計9名が日本のNGO関係者とともに傍聴しました。
審査会場では、前日のサイドイベントで配布した3つの勧告案当の資料を政府関係者とNGO、UPR−Info事務局に配布しました。
第2回UPR日本政府審査を傍聴する垣内つね子事務局長
予定時刻に審査が終了し、その後、ただちに参加NGOがパレ・デ・ナシオン内で共同記者会見を行い、同時にインターネット中継配信も行われました。
言論表現の自由を守る会の垣内つね子事務局長は、ビラ弾圧の問題についてウズベキスタン政府代表が質問した事を報告し、「福島の地域に住んでいるこどもの権利の保護に取り組むよう求めます」とオーストリア政府代表が発言したことを報告しました。
11月2日に日本政府に対する3つの勧告が実現めざし、最後まで働きかけを強める決意を表明しました。
言論表現の自由を守る会は11月3日に習志野市内にて報告会を開催し、同日声明を発表します。
記者会見に臨む 垣内事務局長
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8月30日のUPR−Info主催の予備審査に参加して、JRFSの3つの勧告を提案発言後、9月13日の福島集団疎開裁判の記者会見で国際人権規約を裁判に活用することの重要性を訴えたところ、強い関心が示されました。
その後わずか1か月の間に、裁判関係者から垣内事務局長に対して、仙台高裁への『福島の子どもたちの被ばくの実態が、国際人権規約違反であることを主張した意見書」を提出要請を受け仙台高裁にも行き、意見書を提出しています。
出国予定の1週間前には、福島県双葉町の町長やバーゼル大学の被ばく医療研究者のフェルネックス名誉教授とともに疎開裁判の弁護団の参加も急遽決定しました。
初めての国連グランドパスの申請業務も、旅行社の手配も言論・表現の自由を守る会が一手に受けて手配し、申請期限が10月13日のサイドイベントも確定の連絡が来たのは約1週間前だったたため、イベント手配と資料準備も同時に進行させ、全てが会員と支援者の皆さんのご協力の下で成功裏に進行しててきました。
この間、当会のプロジェクト・ピースナインに対する期待も、幅広い皆さんから、寄せられています。
11月3日(土)習志野市“第9回みんなでまちづくり”の登録団体として、企画を準備中です。
さっそくここで、今回の活動を含めた国連活動報告会を行います。
多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
記:
プロジェクト ピース9
主催:人権NGO 言論・表現の自由を守る会
日時 11月3日(土)午後2時から4時
場所:京成津田沼駅ビルサンロードビル5階和室
資料代:500円
国連報告会
ビデオ上映・スライドショーと報告など
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