小規模会社の就業者1000万人…自営業増加で危険レベル=韓国

小規模会社の就業者1000万人…自営業増加で危険レベル=韓国

2012年07月10日08時50分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  社長を含む職員数が1-4人の小規模な会社で働く就業者が1000万人を超えた。ベビーブーマー(1955-63年生まれ)の引退が本格的に始まり、小規模な自営業者が増えたからだ。自営業者の急増が韓国経済の時限爆弾になる可能性があるという警告も出ている。

  統計庁は9日、従事者が1-4人の小規模会社で働く就業者が5月基準で1010万6000人に増えたと明らかにした。この1年間に28万7000人(2.9%)増えた。これは1年間に増えた就業者全体の61%を占める。

  ファン・スギョン韓国開発研究院(KDI)研究委員は「退職したベビーブーマーがコーヒーショップなど自営業を始めるケースが増えたため」と分析した。

  LG経済研究院は報告書で、すでに飽和状態の宿泊・飲食業、卸小売業、建設業などに新規自営業者が集中し、大規模な廃業、不良債権問題につながるおそれがあると警告した。
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