トップページ経済ニュース一覧りそな会長 細谷英二氏死去
ニュース詳細

りそな会長 細谷英二氏死去
11月4日 19時13分

りそなホールディングスの会長で多額の公的資金が投入されたあとのりそな銀行の経営建て直しに取り組んできた、細谷英二会長が4日、病気のため東京都内の自宅で亡くなりました。
67歳でした。

細谷氏は熊本県出身で、旧国鉄に入社し、その後、JR東日本の常務や副社長を務めました。
そして、平成15年には多額の不良債権処理に苦しんでいたりそな銀行におよそ2兆円の公的資金が投入された際、経営再建を託されて会長に就任し、銀行の経営経験のないトップ人事が注目を集めました。
細谷氏は、銀行の窓口の営業時間を午後5時まで延長するなど、個人向けのサービスの充実や行内の改革を進め、公的資金の返済に尽力してきました。
そして、公的資金の返済にめどがついたとして、就任から10年近く経ったことし4月に代表権のない会長に退いていました。

[関連ニュース]
このページの先頭へ