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「被告の護送忘れ」裁判中止 埼玉10月31日 20時53分
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埼玉県の川口警察署の警察官が、警察署で勾留している窃盗事件の被告の男を裁判所に護送し忘れたために、31日に予定されていた裁判が中止になり、警察は関係者に謝罪することにしています。
警察によりますと、31日午前10時すぎ、窃盗の罪で起訴され川口警察署に勾留されている20歳の被告の男について、「きょう開く予定の裁判に来ていない」とさいたま地方裁判所から警察に連絡がありました。
警察で調べたところ、川口警察署の留置管理課の20代の巡査が裁判の予定を把握していなかったため、男を裁判所に護送し忘れていたことが分かったということです。
31日は男に対する2回目の裁判が開かれる予定で、裁判官や弁護士、検察官がそろっていましたが、被告が出席できなかったため中止となり、後日改めて裁判が行われることになりました。
川口警察署の愛敬進副署長は、「関係者に対しておわびするとともに、職員への指導を徹底し再発防止に努めたい」とコメントしています。
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