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初心者でもわかるシリーズ torrent、その他p2pファイル共有システム(改)
ライター:office100619さん(最終更新日時:2012/10/15)投稿日:2012/4/9 アドバイス受付中!
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5
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今回は誰もが疑問に思うでしょう「p2p型のファイル共有ってどういう技術?」という疑問にお答えします。
1.そもそもファイル共有とは?
まず最初に思うこと、p2pファイル共有ってなに?からお答えいたします。ファイル共有とは総称であり、正式にはPeer to Peer(P2P){ピーツーピー} といいます。
これは全世界の不特定多数のユーザーとファイルを互いに共有(Share)するシステムです。
代表的なソフトはCabos(カボス)、LimeWire(ライムワイアー)、Winny(ウィニー)、Share(シェア)、Bittorrent(ビットトレント)etc・・・
などです。中には有料版まであるものもあります。
こういったフリーソフトを利用し、互いにファイルをアップロード・ダウンロードし共有します。
P2P型のファイル共有は、通常の社内のネットワークで利用するファイル共有とは異なり、ファイルを提供するサーバーが固定されているわけではありません。
ファイル共有ソフトによるファイル共有では、どのファイルがどこのコンピュータに存在するかというインデックス情報(ソフトウェアによって呼び方は異なります)が必要であり、ソフトウェアによって、中央に配置した専用のサーバーで管理したり、それぞれのコンピュータ(クライアント)が保有したりしています。このインデックス情報(※1)を元に、ファイルを保管しているコンピュータを特定して、欲しいファイルを直接コピーするという仕組みになっています。つまり、インデックス情報(※1)を共有化することによって、網の目のように張り巡らされたクライアント同士のネットワークで、ファイル共有システムを実現しているというわけです。(※1)インデックス情報・・・データベースからの検索速度を向上させる索引情報2.p2pの大まかなタイプ
p2p型のファイル共有システムには大まかに3つのタイプに分かれます。
1、一対一通信型
ip電話、skype、msn、メッセンジャーなどが該当する。
端末間で一対一のコミュニケーションを行う使い方で相手のIPアドレスを、電話番号やニックネームなどから見つけ出しピアとピアが対等の立場で通信を行う仕組み。
2、オンデマンド型
これはあまり見かけないが強いて言うと「youtube」などが該当するだろう。動画を配信するために用いるタイプでキャッシュというものを作り負荷分散を行っている仕組み(簡単にいえば)
3、放送型
たとえて言うと元のデータを持っている人のデータを何人かにコピーし、そのコピーデータをバケツリレー方式でたくさんの人に配信する仕組みです。
3.なぜ違法性が疑われているのか?
ここが皆さん一番気になるところでしょう。「そんな便利な機能がなぜ違法性があるのか」・・・
それはなぜかというと、ほとんどの人が(一部のいい人除く)ファイル共有技術を悪用しているからです。
どのような悪用をしているか、それは大きく、わかりやすく言うと
「普通ならお金を出さなきゃ買えない、使えないものをダウンロードしている」からです。
細かく言えば、torrent機能はダウンロードと同時にアップロードを行っているので違法データの場合であったら刑事罰の対象になっているからです。
・たとえば有名なアイドルグループのアルバム、通常はCDショップなどで購入するしか方法はありませんよね?しかしこれを、アップロードしているところから著作権者の許可を得ずにダウンロードして聞いている。
・普通なら何万とする有名officeソフトを無料でダウンロードし使っている。
・有名な漫画の作品、スキャンした画像集をダウンロードして読んでいる。
いけませんよね。普通にお金を出して買っている人たちがばからしくなってきます
だから違法性が高いものとなっているのです。(ほんとはいい優秀な機能なんですが・・・)
4.なぜ逮捕者が少ないか
それでは、なぜそんなことをしているのに捕まっている人が少なく、ニュースにもあまりのらないのか、その理由は
「違法ダウンロードには先の改正著作権法(2010年1月1日施行)で違法に問える様になったが、刑罰は規定されてないので「犯罪」に該当しない=ダウンロードによる逮捕が難しい」からです。
まさしく「法律の抜け穴」です(そりゃ何十年と昔にパソコンはあまり普及してませんでしたしね)
しかし大量アップロードしていたものは少しですが逮捕はされています。
なぜダウンロードしているものは逮捕されないか、それは
「あまりにも利用者が多く、立件するだけでも相当な作業となるから」
と(アドバイスを受けてはっと気付きました、すいません。)
「今迄、ダウンロードに関する刑事罰がなかったから。」
警察も動きにくい現状なんです。
ただ、今後は法律も改正されてダウンロードしている人でも逮捕者は出てくるでしょう。(10月1日から新法律の適用でダウンロード者に事実上、刑事罰が問えるようになりました)
日本国内では、Winnyが高い人気を誇りましたが、Winnyの開発者が逮捕され(結局無罪でしたが)、利用者への取り締まりが進んでいます。それと呼応し、Shareという Winnyと類似した仕組みで動作するソフトウェアが開発されました。現在はWinny・Share共に暗号化・匿名化の仕組みは解明され、配布者の特定が原 則として可能になっています。ただし、特定にはそれぞれのネットワーク全体の絶え間ない監視が必要なので、監視を始める以前から存在するか、監視対象となる 前のノードから発信されたファイルについては配布者特定は不可能です。
5.その他の危険性
ファイル共有ソフトではほかにも危険なことがあります。
1.ポート解放するためウイルスに感染しやすい
↑なぜかというと、ポート開放というのは自分のパソコンの情報門を開くことなのです。門を開いたらその分、情報が多く通ることができるし逆にウイルスもたくさん通ることになります。だから感染する確率が高くなるのです。
2.ファイル共有ソフトの特性上IPがマル見えなため匿名性がない。
↑簡単にいえば自分の顔を見せながら銀行強盗しているようなものです。
3.通信量が多くなり「速度規制」される可能性が高くなる。
↑ファイル共有ソフトの特性上、どうしても回線を独占しまいがちになります。プロバイダーは「一人でも多くの人に同じ通信速度、通信量」で提供したいわけですので通信量などが多くなるファイル共有ソフトなどが特に規制がされやすいということです。
4.サイバー警察に監視される
↑確か違法ダウンロード者のリストが警視庁のサイバーネットのサーバーに全てあるそうです。噂では。ようするにいつでも捕まえられるということです。
以上のことが主な危険性です。まぁもともとからしなければいいので・・・
6.まとめ
危ないので知識がない人はするな、というかしたらいけない。
k今回の知恵ノートのアドバイスをされた方たちです。ありがとうございました。
・khurataさん ファイル共有=p2pではない
=修正しました。
・ apple40noteさん winny作者は逮捕されるも無罪だったを追加した方がいい
=追加しました。
・ library_644_fileさん 違法ダウンロードで漫画などの続編が出なくなるのでは
=追加しました。
・ sk45504550さん 誤字。WINMX、torrentはクライアントサーバー方式では?
=修正しました。
・a_headfishさん しないほうがいい、ではなくしてはいけないと書くべき。
=修正しました。
・a_headfishさん p2pの発音を載せるべき。
=修正しました。
・ hvap99さん torrent≠Bittorrentだと思う
=修正しました。
ーーーまだまだアドバイス受付中です。よろしくお願いします!!
あと。
最近この知恵ノートの内容のURLを回答に貼り付けてたくさん回答されている方がいらっしゃいます。
別にかまいませんが、悪用はしないようにお願いします。
使用する前に、なにかこのノートにアドバイスしてくれるとありがたいです!!
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