社会

低レベル放射性廃棄物の搬出を報道公開
(新潟県)
 東京電力は3日、低レベル放射性廃棄物を柏崎刈羽原発から搬出して輸送船に積み込む作業を報道公開した。

 柏崎刈羽原発から運び出されているのは、構内で使われなくなったバルブや配管などの低レベル放射性廃棄物。東京電力はモルタルで固形化した廃棄物のドラム缶1400本を輸送用のコンテナに収納し、先月31日から搬出作業を進めている。作業員が周囲の空間放射線量に異常がないことを確認した後、コンテナは輸送船に積み込まれた。
 柏崎刈羽原発から低レベル放射性廃棄物が運び出されるのは初めて。これらの廃棄物は青森県六ヶ所村にある日本原燃の施設に運ばれ管理される。
[ 11/3 17:10 テレビ新潟]