日本シリーズ６戦「巨人-日ハム」中田翔同点弾も、阿部決勝打でＧ日本一 [11/3］
- 2012.11.03 Saturday
- 22:18
- 巨人軍・プロ野球・スポーツ
巨人 ４―３ 日ハム
2012年11月3日
2012年11月3日
５回までは巨人優勢で「左うちわ」で眺めてました。
苦労すると思っていた武田勝相手に、初回から矢野のタイムリーで２点先制し、２回にも長野が左中間スタンドに運んで３点目。
投げては澤村がキレキレの投球で１〜３回は剛球責め、４回は地獄スライダーを多投し、５回は緩急織り交ぜて日ハムを翻弄。
スライダーはルーキーイヤーのキャンプ、オープン戦以来の素晴らしい”曲がり”を見せていたし、無四球ピッチングだったし、すっかり日本一になったような気分でした。
−◆−
武田勝が２回投げ終わって、早々に代打が出たので余計に油断しました。
ところが３回からマウンドに上がった谷元に３イニング抑えられてしまったんです。
３，４回は先頭打者を出しながら、捕まえき
れなかった。
この中盤で駄目押しをしておけばね・・・。
こういう状況下で試合を壊さずにいられる投手が居るから日ハムは強いんですねぇ。
−◆−
６回のハム。２死２走者、一発が出たら同点の場面で中田翔。
直球一本で待ってる中田翔に、澤村も直球を投げて制圧に行きましたが、眠っていた中田翔が遂に目覚めて左中間スタンドに同点弾が突き刺さりました。いわゆる「１球の怖さ」でした。
−◆−
７回から福田が登板。
今年は１年よく頑張ったんだけど、今日は福田の悪い面が出てしまいました。
安打されたあと、不安定になって２与四球で満塁。
必ずしも打力が強い方では無い今浪に四球を与えたのはメンタルの問題・・・。
で、身体能力は１２球団でも屈指の糸井（現役時代の秋山監督並みの身体能力！）を打席に迎えて、巨人はルーキー左腕・�睫攀�にスイッチ。
糸井が放った打球を右翼フェンス際で長野が大事に大事にキャッチして、ほっと一息。
今季、�睫攀�が戦力になってくれたのは大きかったなぁ。
彼は逃げないから、ベンチは使いやすいです。
−◆−
巨人の７回。ハムは石井が登板。
長野が四球を選び、松本哲がまたまた送りバントを決めます。
シリーズ途中からの松本の”送りバント”の確実性は地味ながら凄かった。
ベンチが変な色気を出さずに”送りバント”に徹したのも良かったです。
なにしろ開幕時の構想では『２番ボウカー』だったのだから、細かい野球も何もあったもんじゃ無かったのだけど、最後の最後に松本哲が２番にハマってくれて”スモールベースボール”に舵を切れました。
坂本三振で少しイヤな気配もありましたが、今日は阿部が復帰して４番に座ってる。
豪快な打球は飛びませんでしたが、投手脇を転がってしぶとくセンター前に勝ち越しタイムリー！！！
さすが打点王！！！
さすが４番！！！
結局、７回裏表の攻防が勝敗の分かれ目になりました。
−◆−
８回はストッキングをオールドスタイルにして、余計にデカく見えるマシソン。
シーズン終盤に故障離脱も、よくぞポストシーズンに間に合ってくれました。
西村健が不調なだけに、マシソンが１枚加わってくれて助かりました。
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9回は山口。
１安打１与四球で、疲労の影が見えましたが、それでも山口はあたふたしないから信用できます。
最後の打者・糸井を抑えて３年ぶりの日本一！！！！
２勝の内海が順当にＭＶＰ
原監督は興奮気味のインタビュー。
若松監督のパターンを踏襲したのか、巨人を代表してファンに「おめでとうございます」
いいこともあれば、《不倫揉み消し1億円口止め事件》などの悪いことも色々あっただけに、喜びもひとしおだったようです。
今シーズンは、ローテ投手の杉内、ホールトンを補強したかた、勝って当たり前と言えばそうなんですが、頼りにしていたリリーフ陣の越智、久保が手術でシーズンを棒に振り、金刃や星野も次々と故障してヤバかったんです。
しかし、ルーキーの�睫攀�、田原らが計算以上の働きをしてくれたので上手く穴を埋まりました。
宮國や小山も役割を果たしましたし、困ったときに上手くカバーする選手が出てくれて助かりました。
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