現代自と起亜自、燃費誇張で購入者に補償へ-米で販売の車種
11月3日(ブルームバーグ):韓国の現代自動車 と同社傘下の起亜自動車 は、米国で販売した車種の燃費を誇張していた問題で購入者への補償を行うことを明らかにした。両社は1ガロン当たり40マイルの燃費をうたうことで販売を伸ばしていた。
米環境保護局(EPA)は2日、両社は乗用車・トラックの窓に貼るステッカー上の燃費表示を訂正しなければならないと発表した。対象の車種は過去2年間に米国で販売された約90万台。両社は発表資料で、予想以上の分の燃料費を埋め合わせるため、購入者にデビットカードを提供するとした。
現代自の米国部門のジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)は、「全ての人にとって燃費が重要であることを踏まえると、今回の間違いは大変申し訳ない」とし、韓国の試験施設での「手続き上の誤り」が原因だったと釈明した。
現代自は、燃費が1ガロン当たり40マイルの車が競合他社よりも多いと広告で主張していた。今回の訂正の結果、現代自と起亜自の車種で1ガロン当たり40マイルに届くものはないことが明らかになった。両社は11月4日の新聞に謝罪広告を出し、返金のカードを申請する方法について説明する計画という。
原題:Hyundai, Kia to Reimburse U.S. Buyers for Overstated MPGClaims(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:Los Angeles Alan Ohnsman aohnsman@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Jamie Butters jbutters@bloomberg.net
更新日時: 2012/11/03 12:52 JSTニュース一覧
	
   
	
   
	
   
	
   
	
   
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