現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 国政
  4. 記事
2012年7月5日20時34分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

国民年金の納付率58.6% 4年連続で過去最低

 厚生労働省は5日、2011年度の国民年金保険料の納付率が過去最低の58.6%だったと発表した。前年度を0.7ポイント下回り、6年連続の低下。過去最低の更新も4年連続。収入の少ない非正社員の増加や年金制度への不信感などが背景にあるとみられる。

 納付率は、保険料が払われた合計月数を本来払うべき合計月数で割ったもの。11年度末の国民年金の加入者数(1号被保険者)は1904万人で、そのうち未納者は320万人。ほかに未加入者が9万人いる。

 日本年金機構は昨年秋から、会社員の夫に扶養され保険料を払う必要のない3号被保険者だった主婦のうち、夫の退職後に1号被保険者への切り替えをしていなかった人などについて、切り替えを進めている。そのため、過去に払っていなかった保険料の支払いが生じ、その分の納付が追いついていないことも納付率を下げた一因とみている。

PR情報
検索フォーム

関連特集

おすすめ

高線量の土は放置、食品業界の独自基準は自粛を迫る…行政の不作為を問う。

元外交官で作家の孫崎享氏が、日米同盟や安全保障などをテーマに論じる。

普天間飛行場の機能、米軍の役割とは。基地問題を追い続けた記者がひもとく。

ロシア、中国現地取材を元に、極東のエネルギー・ポリティクスを活写する。

原発再稼働に東電の値上げ…この「国家の迷走」に、フクイチ最高幹部が再び語る。

青森県はなぜ、核燃料再処理工場というやっかいなものを引き受けたのだろうか。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター