なぜ、政界、スポーツ界、芸能界でB型が目立つのか?
@DIME 10月31日(水)15時7分配信
◎政界にもスポーツ界にも芸能界にも主役級はなぜかB型が目立つ
ロンドン五輪に熱くなった夏を終えて、今度は政界がやけに熱くなってきた。そんな時、DIMEはひとつのことに気づいた。野田佳彦首相、そして彼と袂(たもと)を分かって新党を立ち上げた小沢一郎が血液型B型であることを。そして、大阪市長・橋本徹も同じ血液型であった。
●B型キャラの典型はハマると強いルパン三世
そもそも日本の血液型研究の原点は……と調べると、戦前の日本軍に行き着いた。大正時代から、より高い戦闘集団を作り上げるために、兵士と血液型の相関関係を研究していたのだ。その結果、昭和に入ると世界にも類を見ない「血液型編成部隊」が誕生していた。それによると、「快活で社交的とされるB型の班長に、意志強固で精神力のあるO型の班員の班」「班長も班員も全員、温厚で慎重とされるA型の班」など、血液型によって班構成がなされていた。日本軍の大陸進出が始まると、研究の余裕もなくなり、血液型部隊は解体されてしまったという。
そんな歴史を知ったうえでリサーチしてみると、スポーツ界のトップ選手はB型だらけということが判明。特に世界に進出して結果を出す選手、野球界では野茂英雄やイチロー、水泳の北島康介、ゴルフの藍ちゃん(宮里藍)、卓球の愛ちゃん(福原愛)、テニスのクルム伊達公子、なでしこジャパンの新キャプテン・宮間あや、フィギュアスケートの浅田真央など、出るわ出るわ……。
「わかりやすく言うと、B型の典型は、ルパン三世。もちろんアニメ・キャラクターなので彼の血液型は不明です(笑)。ですが、マイペース、ハマった時に強い、あきらめる時の潔さなど、まさにB型的。そして、ドジで、ちょっとエッチで周囲から愛されるキャラというのもB型の真骨頂です。だから、次元や不二子ちゃんも仕方ないなあと言いながら、ついてくる」
そう話すのは、人材コンサルタント、作家として活躍中の常見陽平さんだ。ルパン的な魅力はどこから生まれるのか。自身もB型だという常見さんの分析によると、根底には「空気を読まない」ことがあるという。
「読めないんじゃなくて、あえて読まないんです」
一方、放送作家で新しいコミュニケーションに関する著作の多い田中イデアさん(B型)は、「B型の人間も空気は読みます」という。ただ、その目的は、読み取った空気に沿うことではない。
「空気を読んで、新たに作って、壊そうとすることが大事。そうすることで、驚きやギャップが生まれて、その結果、他の人には作れない笑いが生まれ、場を盛り上げることができるんです」
二人が言うB型像は共通している。常識や慣習による「空気」から自分を解放して、新しさを創り出し、周囲の人間をを魅了するのだ。
●人材コンサルタント・作家・大学講師
常見陽平さん
就活やキャリアに関する仕事に携わる。著書も多く、まもなくサラリーマンへ向けた『僕たちはガンダムのジムである』を上梓予定。
◎主役級のB型は空気を読んでそれを壊し、自力で作り出している
●B型力を身につけて人生を楽しく生きる
橋下やイチロー、同じくB型の典型といってもいい長嶋茂雄に代表される、B型的ポジティブ思考では、新しい空気を作るために、[出る杭]になることを厭わない。打たれることを自分のエネルギーに変えてしまうような[橋下流]はどうすれば身につくのか? B型思考の素養を別表の10の原則にまとめてみた。こういった思考方法や行動原理は、たとえばA型的だったりO型的だったりの、ちょっと保守的な自分を、「空気を作る」側へと導いてくれるのではないだろうか。もちろん、血液型を変えるわけにはいかない。しかし、広く人口に膾炙(かいしゃ)している「B型ってこんな人」という、時にネガティブな印象も、うまくセルフプロデュースに取り入れることで、あなたのビジネスや人生の新しい扉を開いてくれるはずだ。今でこそすっかり闘う政治家というイメージが出来上がっているが、5年前は、サングラスをかけた弁護士兼タレントだった橋下大阪市長。高校時代はラグビー部で全国大会出場、名ドラマーとしても名を馳せるなど、「ハマると強い」B型キャラだ。
★結論
[B型思考]の基本素養
1マイルールを大事にする。
2自分なりの工夫で努力を楽しむ。
3弱点をさらけだす。
4他人の評価より自分の満足。
5小さなことでも真剣勝負する。
6ひとつのことにハマってみる。
7ハマった自分を堂々と宣言する。
8悩みぬいて飽きる。
9部下や上司には積極的に声をかける。
10頼みの綱は自分自身。
最終更新:10月31日(水)15時7分
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