岡田副総理、TPP交渉参加に「前向きに考えていい」と積極姿勢
岡田副総理は3日、愛媛県で講演し、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉参加について、「参加を前向きに考えていい」と、積極的な姿勢を示した。
岡田副総理は「協議に参加するかどうかについては、前向きに考えていいんじゃないかというふうには思います」と述べた。
岡田副総理は、TPPの交渉参加について、「内閣として最終結論は出していないが、関係国と協議に入ると決めてから1年もたつので、参加するかしないか、はっきりさせるべき時期が近づいている」と強調した。
また、岡田副総理は記者団に対し、臨時国会での与野党の攻防について「国会の入り口で議論しているのは不毛だ。既成政党は、みんなだめだという話になる」と述べ、自民・公明両党に、特例公債法案の成立などに向けた協力を求めた。