平成24年10月26日 2012/10/26 |
○告示まで秒読み、選挙熱じわり 両陣営が中規模集会・豊橋市長選 ○鳥羽伊良湖航路活性化へ交流会 田原で渥美商工会と鳥羽商議所青年部 ○モーターショー通じ三河港PR 28日に振興会自動車港湾委が豊橋で実施 ○乳牛担保にABL融資 田原の酪農業者へ豊橋信金 ○佐原市長が公式の場で「謝罪」 浜名湖のボート転覆死亡事故 ○受刑者が脱走!! 身柄を確保せよ 豊橋刑務支所が初の訓練実施 ○豊橋ひかり乳児院へ車両1台寄贈 自動車総連 ○次郎柿を使った3品調理 特産物消費拡大に実習会 ○ヤクルトが小川投手を2位指名 プロ野球新人選手選択会議 平成24年10月25日のニュース |
佐原市長が公式の場で「謝罪」 “対策不十分”認めた豊橋市 浜名湖のボート転覆死亡事故 西野さん夫妻が不在の中、直接両親に謝罪の意向も |
深々と頭を下げる佐原市長 =豊橋市役所で |
|
一昨年6月に浜名湖で起きたカッターボート転覆事故で、豊橋市の佐原光一市長は25日、前日に成立した遺族側との和解を受け、同市役所でメディアを前に「謝罪会見」を開いた。佐原市長は市として安全対策が不十分だったことを認めて頭を下げた。 (川口直康) 遺族に対する謝罪は和解条項に盛り込まれており、佐原市長は遺族側の求める「公式の場での謝罪を開きたい」として、前日和解成立後、市政記者クラブ加盟各社に謝罪会見の開催を通達した。 佐原市長は、市は校外学習にあたって安全マニュアルを作成していなかったほか、安全対策や危機管理体制の構築をしていなかったことなどを挙げ、「市は両親に癒やし難い悲しみや心痛を与えた。おわび申し上げます」と謝罪した。 被告代理人である足立陽一郎弁護士は和解に至った経緯を説明。「和解案が豊橋市に損害賠償を求めなかったことから、和解案には法的な意味での安全配慮義務違反は盛り込まれていない」としたうで、「しかし、1人の貴重な命が失われたという事実は大きい。一般的な意味で、安全配慮を怠ったことは認めざるを得ない」と述べた。 この日の会見は、西野さん夫妻が不在の中で行われた。足立弁護士は「報道機関を介して謝罪を伝えることが“公式の場での謝罪”と考えている。西野さんにも開催を伝えて出席を求めたが、都合がつかないという返答だった」と説明した。 佐原市長は「遺族の気持ちはわかる。許されるならば西野さんの自宅に出向いてお参りし、直接両親に謝罪したい」と述べた。 |