Vista / 7 / 8 の便利な音量調整機能
Windows Vista / 7 / 8 には、
- 各種アプリケーションの音量を、一元的に管理&調整 することができる 「音量ミキサ」
というソフトが付いています。
これは、ボリュームコントロールの親玉みたいなソフトで、
- 現在実行しているアプリケーションの音量を、一つの画面内でまとめて管理することができる
- 各アプリケーションの “ デフォルト音量値 ” を記憶させることができる
という特徴を持っています※1。
※1
アプリケーションに付いているボリューム機能を直接弄るのではなく、アプリケーションの音量を
システム側で調整している。
▲ インターフェースは非常にシンプルで、直感的に使うことができる
この 「音量ミキサ」 を使うと、たとえば
- “ Windows 標準の効果音 ” 、そして “ アプリケーションA ” のボリュームはそのままに、
“ アプリケーションB ” のボリュームのみを上げる。
ということや、
というようなことを、システム側で設定&記憶 できるようになります
それぞれのプログラムに “ 独立した音量値 ” を設定することができるので、
- システムの効果音は丁度良い音量だけれど、ブラウザから鳴る音が大きすぎて困る
- ブラウザで鳴る音の大きさと、メディプレイヤーで再生される音の大きさに差がありすぎる
などのような問題も、解決できるようになると思います。
使い方は以下の通り。
- タスクトレイ上のボリュームアイコンを右クリックし、「ミキサ」 を選択※2。
※2
Windows 7 / 8 では、「音量ミキサーを開く」。
タスクトレイ上にボリュームアイコンが表示されていない場合は、タスクトレイ上で右クリック →
「プロパティ」 を開き、「システムアイコン」 欄の 「ボリューム」 にチェックを入れておく。
( Windows 7 / 8 では、「音量」 を 「オン」 にしておく)
「Win」 + 「R」 で “ ファイル名を指定して実行 ” を呼び出し、そこに sndvol と入力 → 「OK」 をクリックしても同じです。
- 音量調整を行いたいアプリケーションを実行し、なんらかの音を鳴らしてみます。
- すると、「音量ミキサ」 に
- 該当アプリのアイコンと、
- 該当アプリの音量を表すスライダー
が表示されます。
- あとは、該当アプリの欄に表示されているスライダーを、上下にドラッグして音量を調整するだけ。
(ここで調整した音量値は、リアルタイムに反映されます)
- 納得いく音量値になったら、そのまま 「×」 ボタンを押して 「音量ミキサ」 を閉じます。
- これで設定完了です。
以後、該当アプリの音量が、先ほど設定した音量値を 「デフォルト」 にして起動するようになります。
ここで設定した内容は、もちろん後から変更することができます。
尚、「音量ミキサ」 は一応単体のプログラムなので、
ランチャー
に登録したり、ショートカットを作成しておいたりしても
便利に使えるかと思います※3。
※3
「C:¥Windows¥system32」 フォルダ内にある 「SndVol.exe」 が 「音量ミキサ」。
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