最新の放送内容【10月号】 2012年10月28日(日)放送
- 【メディアジャッジ】鈴木秀美(大阪大学大学院高等司法研究科教授)
関西テレビからのお知らせ
アンカー特集が「ABU賞最優秀賞」、民放初の二年連続受賞!
- FNNスーパーニュースアンカーで昨年7月27日放送した特集「余命二年の動物園長-動物たちのいのちが教えてくれること」が、海外の番組コンクール、「ABU=アジア太平洋放送連合」賞のニュース部門で最優秀賞を受賞しました。
この特集は、捨てられたペットや傷ついた野生動物の保護を40年以上、ボランティアで続け、「動物のお巡りさん」として、地元でも親しまれている元警察官の男性の姿を追いました。
ABU賞は、アジア太平洋放送連合に加盟する放送局の国際コンクールでテレビ166作品、ラジオ76作品が出品しており、連続受賞は民放では初めてです。
AIB国際メディアコンクールにもノミネート
また、この特集は「第8回AIB国際メディアコンクール テレビショートリポート ドキュメンタリー部門」にもノミネートされました。「AIB=国際放送協会」は世界の優れたラジオテレビ放送を表彰する団体です。
関西テレビホームページの英訳版ができました
- これまでの関西テレビのホームページの上の部分にある「ENGLISH」というところを押していただきますと、英語のホームページに切り替わり、会社の概要などがご覧いただけるようになりました。まだまだ番組の紹介は一部分ですが、今後も内容を充実させる予定です。
視聴者の声 Q&A
女性から寄せられた、天気予報についてのご意見
9月23日の早朝の天気予報で「雨 時々 止む(やむ)」という予報があったのですが、あまり聞きなれないので、どういう状態をいうのでしょうか?「雨時々くもり」とは違うのでしょうか?
- 報道部と気象予報士の片平さんの回答
- 気象庁では気象予報を「天気コード対応表」により表現しています。「雨時々止む」は気象庁の天気コードの項目の一つです。「くもり時々雨」や「雨ときどき晴れ」という予報はありますが、「雨時々くもり」という予報は、天気コードにありません。
なぜかというと、「雨が降っている時は曇っているから」という考えからだということです。同様に「雪時々止む」という予報もあります。
男性から寄せられた、天気予報についてのお問い合わせ
9月末の台風の時だったと思うが、夜中に「綾部に高潮警報」と出ていた気がする。綾部は海に面していないが、間違った注意報ではないのか?
- 報道部の回答
- 京都府の警報は、気象庁の「警報・注意報や天気予報の発表区域」に従って、七つの区域に分けて表示しています。京都北部の「丹後」「舞鶴・綾部」「福知山」と京都南部の「南丹・京丹波」「京都・亀岡」「山城中部」「山城南部」の七つの区域です。ご覧になったのは、「舞鶴・綾部」の「高潮警報」です。具体的には舞鶴市への高潮警報になります。市町村ごとに警報を出すと、時間がかかりすぎ、速報の意味が薄れるおそれがあるため、放送ではこのような地域区分に従って警報をだしております。なお、データ放送では、市町村ごとの気象警報を出しておりますので、御利用下さい。
女性から電話で寄せられた、よーいドン!のプレゼント応募についてのご意見
毎日楽しく拝見しています。番組最後の視聴者プレゼントに応募するのも楽しみにしていて、過去に当選したこともあります。
これまでガラケー(※原文のまま引用)の携帯サイトから、会員登録して応募していました。このたびスマホ(スマートフォン)にして、会員登録はそのまま移行されたのですが、スマホのKTVサイトからいざ応募しようとしたら、画面がない、応募ができない、大変ショックでした。 サイトで質問したら「ない」とのこと。この世の流れに逆行していませんか?ガラケーの人しか応募できないサイトって、そんなのおかしいと思います。流行を追うべき会社で、時代遅れなことをしないでください。
(※ちなみに「ガラケー」と視聴者の方がおっしゃっているのはスマートフォンではない「従来型の多機能の携帯電話」で、「フィーチャーフォン」ともいわれます。)
- メディア事業部の回答
- 御指摘の通り、現在フィーチャーフォンからスマートフォンへの設備・サービス移行期間にあり、スマートフォンユーザーの方には御不便おかけいたしました。対応作業を行い、10月17日からスマートフォンによる応募受付を開始しております。今後ともKTVスマートをはじめ、関西テレビのモバイルコンテンツをよろしくお願いいたします。
アンカーの番組宣伝で、キャスターの山本さんが滝に打たれている場所はどこですか?
- 宣伝部の回答
- 大阪府泉佐野市の犬鳴山(いぬなきさん)です。こちらは修験道の霊場として知られたところで、七宝龍寺(しっぽうりゅうじ)という真言宗のお寺があります。近くには、犬鳴山温泉もあります。
10月17日深夜に再放送された「SHINPUU 銀シャリ×藤崎マーケットの◎本の矢」について、男性から電話で寄せられたお問い合わせ
80キロの大きな球に人が入った重量150キロの球を転がして、人間が受け止めるという企画ですが、最後に150キロの球を受け止め成功した、と放送していますが、最後は球に人が入っていなかったように思えます。
- 制作部の回答
- 撮影の最中、ボールの中にある人間を固定するベルトが破損したため、安全を第一に考え、人間なしのボールで撮影を続けました。しかしながら、ボールの重さが150キロに満たなかった状況についてきちんと明示せず、不適切な表現のまま放送いたしました。
申し訳ございません。今後、細心の注意を払い、丁寧な番組作りを心がけたいと思います。
10月3日に放送された「よーいドン! となりの人間国宝」について、男性から寄せられた感想
- 僕は73歳。家内を亡くして30年がたちます。男手ひとつで子供三人を育て上げることを考えて生きてきました。やっと子供も、私の手から離れて、人生を振り返ってみたときに、楽しいことなんてなかったな、と思っていたところでした。でも、今日たまたまテレビを見ていたら、楽しそうに竹細工や船作りに熱中している同年代の方々を見て、とても感動し、号泣しました。死に方のことばかり考える日々でしたが、同じ70代でもえらい違いやな、と思って、僕も余生を楽しく行きたい、と前向きに思えるようになりました。ただ、八光が手ぬぐいをぶら下げて歩くのだけはやめて欲しいと感謝の気持ちを込めて言っておきます。
9月15日に放送された「アナウンサー朗読会」について、男性から寄せられた感想
- 「いのちをつなぐ」というとても重量感のあるテーマでしたね。日頃あまり考えたくないような、それでいてとても大切な問題です。地元のアナウンサーの語りとテーマが、自分の身の丈にあっていたのがよかったです。
第539回番組審議会報告
審議会では、今年4月から9月の「番組種別ごとの放送時間」の報告をいたしました。
関西テレビホームページ「会社概要」から、ご覧になれます。
議事対象:「時間を支配しろ!クイズ☆ギリドメ」(9月2日放送)
鈴木秀美のメディアジャッジ
少年法と報道を考える―メディアの果たすべき役割は…