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野党ちぐはぐ 27年ぶり緊急質問も代表質問と実質同じ

参院本会議の「緊急質問」で、自民党の野村哲郎氏(手前)の質問を聞く野田首相
参院本会議の「緊急質問」で、自民党の野村哲郎氏(手前)の質問を聞く野田首相
Photo By 共同 

 野田佳彦首相は2日の参院本会議での緊急質問で、先の通常国会で参院が可決した首相問責決議について「深く肝に銘じて、重く受け止めている。反省すべきは反省し、国政に取り組む」と述べ、野党に審議への協力を求めた。衆院解散・総選挙の時期は示さず、内閣総辞職も否定した。

 国会法76条で認められた緊急質問は85年以来、27年ぶり。野党は参院で首相の所信表明演説と代表質問を拒否したが、問責決議への対応を首相にただす必要があるとして方針を転換し、民主党の反対を押し切って実施を決めた。

 ただ、実質的には所信表明演説への代表質問と同じで、野党のちぐはぐさが鮮明に。民主党の池口修次参院国対委員長は「所信表明を聞かずに緊急質問を行う必要があるのか」とする文書を平田健二参院議長(民主)と岩城光英参院議院運営委員長(自民)に提出した。

[ 2012年11月3日 06:00 ]

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