ロジックツリー
logic tree / 論理木
物事を論理的に分析・検討するときに、その論理展開を樹形図に表現して考えていく思考技法のこと。またはその樹形図をいう。
結果−原因(why)、目的−手段(how)、全体−部分(what)といった推論を繰り返して論理展開を行う場合、その概念・事象間の論理的なつながりをツリー状に図示することで、相互関係が明確に把握できるようになる。ロジックツリーとは、そのための思考ツールである。
ロジックツリーのイメージ |
ロジックツリーを作るときには、同じレベルの枝では分類基準がそろっており、上位概念のすべてが網羅され、かつ重複がないこと(MECE)が必須である。信頼性工学やリスク管理では各枝に発生確率を持たせることがあるが、その場合も同レベルの枝の確率を合計すると100%になる。
問題解決などに使う場合には、上位概念から下位概念への分岐を2〜3程度、多くても5つぐらいまでにするのがよいとされる。いきなり何十にも分類すると内容を把握しづらく、モレやダブリを検証することが困難となるためである。2〜3ずつの分岐しながら主要課題をブレークダウンしていくことで、すべての原因や解決手段を挙げることができ、これを客観的に比較・検討する。
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