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MECE

ロジカルシンキングの基礎技術で最も重要なものがMECEです。このロジカルシンキングの重要な技銃であるMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)とは、「各事柄間に重なりがなく、全体として漏れがない」状態のことで、「ミーシー」、「ミッシー」と呼ばれます。

例えば、「人」を「男」と「女」に分けると、それはMECEとなります。(まぁ、まれに違う例もあるようですが・・・)
一方で、「旅行」を「国内旅行」と「海外旅行」と「日帰り」に分類すると、明らかに重複があります。
「パソコンのOS」を「Windows」と「Mac OS」に分類すると、「Unix」が抜けてしまいますので、漏れが発生します。

MECE事例1

このロジカルシンキングにおけるMECEですが、通常一つの対象に対してMECEな切り口は複数あります。 だから、目的・主題に適した切り口を選ぶ必要があるのです。(ロジカルシンキング的ですね) 但し、厳密なMECEを求めすぎる必要はありません。 あまり重要でない細部は切り捨てて、「MECE感」を大切にすればよいでしょう。 例えば「パソコン」でも下のように「OS」という切り口での分類もできれば、「利用形態」という切り口での分類も可能です。

MECE事例2



MECEのフレームワーク

こういったロジカルシンキングにおけるMECEの切り口は、「テンプレート」的に使うことができる決まり文句のようなものがあります。 そういったフレームワークを日々の生活や仕事を通じて独自にためておくと効率を上げることができます。 例えば、以下のようなものがあります。
  • QCD(Quality, Cost, Delivery):プロジェクト管理のフレームワーク
  • ライフサイクル(企画、設計、製造、運用、廃棄):製品ライフサイクルのフレームワーク


ロジカルシンキングにおけるMECEを利用すると、膨大な資料や情報を整理するのに役立ちます。このときには、目的・主題に適した切り口でグルーピングすると見通しが良くなります。

例えば、「ある製品を売り出したところ、お客さま窓口に300件を超えるクレームが寄せられた。これをグルーピングして整理する。」という場合は以下のような場合が考えられます。

  • 対応部門への割り当て:部門という切り口
  • 対応人員の割り当て:緊急性という切り口
  • 製品への反映:重要性という切り口

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