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2009.03.28

北朝鮮ビジネスと麻生財閥

 北朝鮮の弾道ミサイル落下に備えた「破壊措置命令」が出て、緊迫するなか、その任務に当たるトップ・麻生太郎首相の一族企業「麻生」グループと、北朝鮮ビジネスに積極的な外国企業との関係が永田町の事情通の間で話題になり、あれこれ憶測も飛び交っている。北朝鮮は1980年代終わり、世界1の高さを誇る「柳京ホテル」(105階、約300M)建設に着工したものの資金不足などから92年に工事を中断。ところが、08年4月から工事が再開された。それはエジプトの通信会社「オラスコム・テレコム」が約107億円の出資をしたお陰だった。そのオラスコムは、これに先立つ08年1月、北朝鮮企業と合弁企業を設立し、北朝鮮の携帯電話事業にも進出している。ところで、このオラスコム・テレコムの親会社は「オラスコム・コンストラクション・インダストリーズ」(OCI)というエジプト最大のゼネコンなのだが、そのOCI傘下のセメント部門は07年12月、フランスのセメント最大手「ラファージュ」に買収されている(買収価格は約1兆4400億円)。
2009年3月28日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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» 約438兆円 [雑感]
「約438兆円」、この数字は北朝鮮の地下資源約200種の埋蔵予測額とされる。 衛星なのか、ミサイルなのかはわからないのだがテポドン2号が、5日に打ち上げられ「北朝鮮はとんでもない国だ!」という雰囲気です。 前々からこの手の話しは、首相が変わりそうになると「拉致問題」か「ミサイル問題」がマスコミを賑わす。 私も、日本人としだけでは人間として拉致問題は必ず解決をして欲しい問題である。 では、世界の目が北朝鮮の拉致問題に向いているかというとこの度のミサイル問題と鉱山開発の方に向いているのではないだろうか。... [続きを読む]

受信: 2009.04.07 10:29

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