2010年 10月 11日
宮本 将義 & HONDA NS250R(2010 0918) |
Q2:「バイクってサイコー!」って思った時。
Q3:史上最悪の出来事は?
小学生、中学生の頃から物(プラモデル、ミニ四駆、チャリンコ)をいじくり回すのが好きでした。
中学3年になると先輩がみんなバイクに乗っていたので、たまり場になってた家の前で夜な夜なバイクを眺めてました。
そして僕の興味はどんどんバイクに向かっていった。
でも、乗りたいというよりも自由にいじくり回したい気持ちが強かったですね。
バイクに乗るにあたり、一番影響を受けたのは「バイクのメカメカしさ」だったのかもしれません。
★ 2 ★
もともと乗るよりもいじくるタイプの僕でしたが、2台目のバイク、GB250で走りの喜びを知りました。
解体屋さんで買った不動のGB。
初めてフレームまでバラしてイチから組み上げたバイクです。
走れるようになるまで2ヶ月くらいかかりました。
思ったより速くて、軽い車体に「このバイク面白っ! 走るのって楽しい!」と感動しましたね。
★ 3 ★
一番はやっぱり事故ですね。
右足が折れて、お医者さんに「全治は良くて半年、もしかしたら一生後遺症」とか言われて、バイクは怖いって思うよりも「一生バイクに乗れないのはイヤだなぁ」って思いましたもん。
★ ★ ★
「係」みたいな友達っているじゃん。
パソコンのことならアイツに聞け、とか。
「地デジって何? どうすりゃいいの?」って時にはコイツだ、とか。
飲み屋でK1の話になってバダ・ハリとかシュルトとかはすぐ出てくるんだけど誰だっけ誰だっけ? あの、ブラジルの、ほら極真の……ってトコまで思い出せてて顔も浮かんでるのに名前が出てこない……って時にアイツなら知ってそうって電話すれば一発で教えてくれるヤツとか(正解はグラウベ・フェイトーザ)
宮本君はカスタム係。
それも少年時代からずーっと、である。
オモチャから始まってチャリンコ数台をイジり倒し、バイクも当然のごとくイジり倒していた宮本少年は、カスタム係としてすくすく成長した。
解体屋さんで動かないバイクを手に入れても軽トラなんかありゃしない高校生だから原チャリで牽引した。
ムチャである。
青春の暴走だ。
でもなんだか全然迷いがない。
原チャリでバイクを引っ張っている宮本少年を目撃したら、幸せな気持ちになっただろう。
世界にハッピーをふりまく暴走は道交法を突破する。
宮本君がバイクをいじり倒すことが好きで好きで、カスタム係からカスタム屋さんになったことは十二分に分かった。
しかし、さらに聞いたらショップの内装も手掛けていることも判明した。
内装つーてもあれよ。
カウンターや棚を作ったり、壁材を打ち付けてペイントしたり……って「あるある」レベルじゃなくて、電気の配線だのなんだの、設備屋さんみたいなことまで自分でやっちゃってるのよ。
そんな宮本君の「バイクに限らず、いじりたいものは何でもいじらないと気が済まない」っぷりは、相模原『HAPPY GARAGE』前に置かれた自動販売機を見れば分かります。
宮本君は現在、12月のカスタムショーに向けてスペシャルマシンを製作中。
ちなみに自動販売機のオリジナルペイントはメーカー公認です(見学自由)