InPrivate ブラウズとは?
この情報は、Windows Internet Explorer 8 に適用されます。
InPrivate ブラウズでは、Internet Explorer に証跡を残さずに Web を閲覧できます。たとえば、あなたのコンピューターを使用した他人に、あなたがどのサイトにアクセスして、Web で何を見たかを知られるのを防ぐことができます。InPrivate ブラウズは、[新しいタブ] ページ、または [セーフティ] ボタンから開始できます。
InPrivate ブラウズを開始すると、Internet Explorer によって新しいブラウザー ウィンドウが開きます。InPrivate ブラウズによる保護機能が有効なのは、現在のウィンドウが開かれている間だけです。現在のウィンドウではいくらでもタブを開くことができ、それらはすべて InPrivate ブラウズによって保護されます。ただし、別のブラウザー ウィンドウを開いた場合、そのウィンドウは InPrivate ブラウズの保護対象外です。ブラウザー ウィンドウを閉じれば、InPrivate ブラウズ セッションは終了します。
InPrivate ブラウズを使用して閲覧する際、Internet Explorer は Cookie やインターネット一時ファイルなどの一部の情報を格納し、ユーザーが訪問している Web ページが適切に機能するようにします。ただし、InPrivate ブラウズ セッションの終了時には、この情報は廃棄されます。以下の表では、ブラウザーを閉じたときに InPrivate ブラウズで廃棄される情報と、閲覧セッション時にそれによってどのような影響があるかについて説明します。
情報
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InPrivate ブラウズによる影響
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Cookie
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メモリに保存されるのでページは正常に機能しますが、ブラウザーを閉じると消去されます。
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インターネット一時ファイル
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ディスクに保存されるのでページは正常に機能しますが、ブラウザーを閉じると削除されます。
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Web ページの履歴
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この情報は保存されません。
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フォーム データとパスワード
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この情報は保存されません。
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フィッシング対策キャッシュ
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一時情報は暗号化されて保存されるので、ページは正常に機能します。
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アドレス バーと検索オートコンプリート
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この情報は保存されません。
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ACR (Automatic Crash Restore)
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ACR では、セッション途中のタブ クラッシュも復元できますが、ウィンドウ全体のクラッシュになると、データが削除されるので、ウィンドウは復元できません。
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DOM (Document Object Model) 記憶域
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DOM 記憶域は、Web 開発者が情報維持に使用できるある種の "スーパー Cookie" です。通常の Cookie と同じく、スーパー Cookie もウィンドウを閉じた後は保存されません。
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InPrivate ブラウズには、あなたのコンピューターを使用する可能性のある他人によって、あなたの Web の閲覧履歴が知られるのを防ぐ機能がありますが、ネットワーク管理者やハッカーのように、ネットワーク上の第三者にあなたの閲覧履歴情報が漏れるのを防ぐわけではありません。
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InPrivate ブラウズは、必ずしもインターネット上の匿名性を提供しません。つまり、あなたの Web アドレスによって、アクセスした Web サイトはあなたを突き止めることができる可能性があるわけであり、Web サイトにおける行為や、入力した情報はその Web サイトによって記録される可能性があるということです。
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InPrivate ブラウズ中に追加したお気に入りまたはフィードは、InPrivate ブラウズ セッションを閉じても削除されません。新しいホーム ページの追加といった Internet Explorer の設定の変更も、InPrivate ブラウズ セッションを閉じても維持されます。
InPrivate ブラウズは、コンピューターに保存されているブラウザー拡張機能に関する履歴や情報は消去しません。プライバシーを保護するため、Internet Explorer は InPrivate ブラウズ ウィンドウにあるすべてのツールバーと拡張機能を既定で無効にします。必要に応じて、次の操作が可能です。
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Internet Explorer で、[ツール]、[アドオンの管理] の順にクリックします。
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[ツール バーと拡張機能]、使用するツールバーや拡張機能を順にクリックし、[有効にする] をクリックします。
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[閉じる] をクリックします。
ツールバーと拡張機能の詳細については、「ブラウザー アドオンはコンピューターにどのような影響を与えますか」を参照してください。