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京都府亀岡市で児童らの列に車が突っ込んだ事故で事故車両を貸した少年に対し、京都地裁は罰金２５万円の有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと、被告の少年（当時１８）は今年４月、知人の少年が無免許と知りながら車を貸しました。被告の少年が貸した車は、その後、亀岡市で登校中の小学生の列に突っ込み、１０人が死傷する事故を起こしました。検察側は、少年に懲役１年を求刑していましたが、京都地裁は２日の判決で「刑事責任は相応に重い」としつつも、「少年の行為と事故との直接の関連は乏しい」と指摘。少年に対し、罰金２５万円を言い渡しました。娘を亡くした小谷真樹さんは、「車を貸さなければみんながけがしたり、なくなったりすることなかったと思う」「真緒になんて報告していいのかわからない」と話しています。亀岡市の事故ではこの少年を含め３人が罪に問われていて、今回がはじめての判決となりました。