国際慰安婦問題など174項目の対日人権審査の報告書 国連人権理部会が採択2012.11.3 01:15

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慰安婦問題など174項目の対日人権審査の報告書 国連人権理部会が採択

2012.11.3 01:15

 国連人権理事会の普遍的審査に関する作業部会は2日、10月31日に開かれた日本に対する審査の内容をまとめた報告書を採択した。旧日本軍の慰安婦問題に関して韓国、中国、北朝鮮などが提起した「法的責任の確認と補償」など、計174項目の勧告を盛り込んだ。

 報告書はまた、欧州諸国をはじめ20カ国以上が提起した死刑制度に関し「廃止や執行の停止」を求めた。福島県双葉町などが人権擁護を働き掛けた東京電力福島第1原発事故についても「健康に生活する権利の確保」を勧告した。

 勧告に法的拘束力はなく、日本政府は来年3月の人権理通常会期までに回答し、人権理が成果文書として採択する。(共同)

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