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不正送金 中国人グループが関与か10月31日 11時56分
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インターネットバンキングにログインすると表示された不正な画面にパスワードなどを入力した預金者の口座から200万円が不正に送金された事件で、最終的な送金先の口座は3つあり、名義人はいずれも中国人とみられることが分かり、警察当局は中国人グループが犯行に関わった疑いがあるとみて捜査しています。
この事件は、三井住友銀行のインターネットバンキングで、関西に住む預金者の男性がパソコンでログインした際に不正な画面が表示されパスワードなどを入力したところ、その後、男性の口座から現金200万円が送金されたものです。
警察は、何者かがパソコンをウイルスに感染させて不正な画面が表示されるように仕組み、入力されたパスワードなどを悪用して預金を送金したとみています。
その後の調べで、200万円はいったん全額が1つの口座に送金されたあと、最終的に3つの口座に送金されていて、これらの口座の名義人はいずれも中国人とみられることが新たに分かりました。
銀行が口座を凍結した結果、現金は引き出されていませんでした。
去年から相次いでいるネットバンキングの被害でも送金先の口座の大半は中国人名義で、一部の事件には中国のマフィアが関わった疑いもあることから、警察当局は今回の事件にも中国人グループが関わった疑いがあるとみて捜査しています。
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