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“不正画面”ネット銀行で新たに被害も11月2日 4時25分
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インターネットバンキングにログインすると表示された不正な画面にパスワードなどを入力した2つの銀行の預金者の口座から合わせて二百数十万円が不正に送金された事件で、新たに楽天銀行など2つの銀行と1つのクレジットカード会社でも同じような画面が表示され、このうち楽天銀行では預金が不正に送金されていたことが警察などの調べで分かりました。
この事件は、三井住友銀行など4つの銀行で預金者がパソコンでインターネットバンキングにログインした際、パスワードなどを不正に入力させる画面が表示されるもので、三井住友銀行とみずほ銀行ではパスワードなどを実際に入力した2人の預金者の口座から合わせて二百数十万円が不正に送金されていました。
警察のその後の調べで、新たにインターネット銀行の楽天銀行でも先月31日、預金者から同じような画面が表示されたという通報があり、口座を確認したところ預金が不正に送金されていたことが分かりました。
銀行で被害額の確認を進めています。
また、住信SBIネット銀行でも不正な画面が表示されたという通報が2件寄せられたということで、不正な画面が表示された銀行はこれで6つとなり、合わせておよそ200人が実際にパスワードなどを入力したということです。
さらに、クレジットカード会社の三菱UFJニコスでも同じような画面が表示されたということで、警察当局は被害が拡大するおそれがあるとして注意を呼びかけています。
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