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ネットバンキング不正送金 金融庁調査
11月2日 11時12分

大手銀行のインターネットバンキングで、預金者の口座から不正に送金される事件が相次いでいることについて、中塚金融担当大臣は2日の閣議のあとの会見で、金融庁としても被害の実態を調査していることを明らかにしました。

この事件は、預金者がパソコンでネットバンキングにログインした際、パスワードなどを不正に入力させる画面が表示されるもので、三井住友銀行やみずほ銀行では、実際にパスワードなどを入力した預金者の口座から不正に送金される被害が出ています。
これについて、中塚金融担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「金融庁としては、各銀行に対して、同じような事例が出ていないか確認するとともに、注意喚起を行っている」と述べ、ほかの銀行でも同じような被害が出ていないか、実態を調査していることを明らかにしました。そのうえで、中塚大臣は「金融機関でできることがあるならば、しっかりと対応していただきたい。業界団体などとも連携しながら、口座の不正利用防止に向けた取り組みに努めたい」と述べました。

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