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中国から不正送金などに関与か11月3日 4時19分
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三井住友銀行のインターネットバンキングで預金者の口座から200万円が不正に送金された事件で、中国国内にいる中国人の男が知り合いだった日本人の男らに依頼して送金先の口座を複数入手し、中国国内から不正な送金などに関わった疑いがあることが警察への取材で分かりました。
この事件は三井住友銀行のインターネットバンキングで、預金者の男性がパソコンでログインした際に不正な画面が表示され、パスワードなどを入力したところ、その後、男性の口座から現金200万円が送金されたものです。
警察は送金先に悪用された4つの口座のうち、1つの口座の名義人で愛知県内に住む53歳の会社員の男を犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕しましたが、この男はことし8月、中国国内にいる知り合いだった中国人に頼まれて、口座のIDやパスワードを譲り渡していたことが警察への取材で分かりました。
この中国人は以前日本に滞在していましたが、去年、出国したということです。
一方、送金先に使われた他の3つの口座の名義人はいずれも別の中国人だということです。
警察当局は、中国にいる中国人の男が愛知県の男や別の中国人らを通じて送金先の口座を複数入手し、中国国内から不正なアクセスや送金に関わった疑いがあるとみて、口座の名義人の中国人らからも事情を聞いて捜査を進めています。
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