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政治
野党側が首相に「けじめ」要求 問責対応で緊急質問 参院、27年ぶり
2012.11.2 08:58
[国会]
参院は2日午前の本会議で、先の通常国会で可決した野田佳彦首相の問責決議を踏まえ、首相に「緊急質問」を実施する。自民、公明など野党7会派が首相に「けじめ」を要求し、年内の衆院解散・総選挙を迫る方針だ。国会法76条で認められた緊急質問は1985年以来、27年ぶり。
参院での首相の所信表明演説と代表質問を拒否した野党各党が首相を追及する方針に転換。民主党の反対を押し切って実施を決めた。民主党は質問しない。
自民党の野村哲郎氏は、首相が問責決議の重みを感じていないと非難。辞任した田中慶秋前法相の任命責任もただし、衆院解散か、内閣総辞職を決断するよう求める。公明党の浜田昌良氏は、参院で代表質問などをできなかったのは首相の責任だと指摘。政府の経済対策も批判し、年内解散の必要性を訴える。国民の生活が第一、みんなの党、共産党、社民党、参院会派「みどりの風」も質問する。
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