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健康食品の“送りつけ”に注意
11月3日 4時45分

申し込んでいないにもかかわらず、「注文を受けた健康食品を送る」などの電話が突然かかってきて商品が届き、支払いを迫られるトラブルの相談が高齢者を中心に全国で相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。

国民生活センターによりますと、「注文していない健康食品が送りつけられてきた。どう対応すればいいか」などの相談が、今年度、先月15日までに全国の消費相談窓口に1905件寄せられ、昨年度の同じ時期の1.6倍になっています。
相談が多いのは、「以前、注文を受けた健康食品を送る」と突然、電話がかかってきて、申し込んだ覚えはないと断ると、「ばかやろう」、「弁護士を連れて行く」などと強い口調で支払いを迫るケースだということです。
また、「血液がサラサラになる」、「血圧が下がる」などと言って、しつこく勧誘するケースもあるということです。
相談者の8割が60歳以上で、国民生活センターは、申し込んでいないときは、きっぱり断るとともに、商品が届いても受け取らず、受け取った場合は、8日以内に、契約を解除する「クーリング・オフ」の通知を業者に送るよう呼びかけています。

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