最終更新: 2012/11/03 07:45

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大飯原発「破砕帯」が「活断層」か判断する原子力規制委現地調査

関西電力大飯原発の敷地内を走る「破砕帯」と呼ばれる断層が、地震の際に動く「活断層」かどうか判断する、原子力規制委員会の現地調査が2日朝から始まった。
地図で見てみると、建設当初から関西電力が確認していたとしている破砕帯は、2号機と3号機の間に伸びている。
しかし、関西電力が、2012年8月から再調査した結果、4カ所に破砕帯を確認した。
再調査で、破砕帯が従来の主張とは異なる位置にあったことがわかるなど、関西電力の調査がずさんではないかとの懸念も浮上している。
さらに、冷却用の海水をくみ上げるための配管もあり、この破砕帯が活断層だった場合の危険性が指摘されている。
規制委員会の調査団が、どのような判断をするのか注目される。
調査団は、午前9時に敷地内に入った。
現地調査は、「F-6」と呼ばれる破砕帯が、地震の際に動く活断層かどうかを調べるため、原子力規制委員会の委員や専門家が、関西電力が行っている調査の現場を視察し、地層の確認を行っている。
F-6破砕帯については、これまで関西電力の調査結果をもとに、旧原子力安全・保安院が「活断層ではない」との評価を下し、2012年夏、3号機と4号機の再稼働を認めた。
2日の調査には、活断層のおそれを指摘し続けてきた専門家も含まれていて、活断層の可能性が否定できないと判断された場合、大飯原発の運転継続に影響が出ることが予想されている。

(11/02 12:04 福井テレビ)


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