軍事専門家の中国人記者を失業保険詐欺の疑いで書類送検へ
軍事専門家として活動する中国人記者が、失業保険およそ15万円をだまし取ったとして、兵庫県警は詐欺の疑いで書類送検する方針。
兵庫・伊丹市に住む中国人ジャーナリスト、薩蘇記者(42)は2010年、東京にある中国メディアに就職したにもかかわらず、失業保険およそ15万円をだまし取った疑いが持たれている。
薩蘇記者は、中国のテレビ番組に軍事専門家として出演するなど、広く知られていて、自衛隊などの情報を収集し、中国共産党系の情報誌などに記事を寄せていた。
薩蘇記者は、2012年7月に無断で帰国し、容疑を一部否認しているが、兵庫県警は詐欺の疑いで、2日にも書類送検する方針。