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2012年10月31日 (水)

もうダメだ(10月30日)

やられた。朝霞の回転寿司で早飯を食べ13時29分にクルマへ戻ったら、ディバッグを盗られてました。13時36分くらいに110番。すぐ自宅に電話して盗られたバッグに入っていたカードを止める手続きをする。10分くらいで警官が到着。クルマのドアについている指紋など取り、被害届の作成など。

この間、自宅から電話あって、13時39分に楽天カードから20万円キャッシングされているという。ちなみにディバックにも支払わなくちゃならないラリー関連の少なからぬお金が入っていた。もはやアタマの中は真っ暗であります。それにしても何で暗証番号が解ったのだろう? 誕生日でも住所でも無し。

ましてやクルマのナンバーやパスポート番号でもない。さらにUCカードでも20万円をキャッシングされているという続報。トドメがシティバンクのビザカードで、何と120万円もキャッシングされてしまった。全て13時39分から40分だという。UCカードと楽天は同じ暗証番号ながら、ビザは違う番号なのに。

あっという間に200万円以上の負債を抱えてしまいました。クレジットカードでのキャッシングなんか一度もやっていなかったです。それにしてもシティバンクのビザって、なぜ120万円も一日に引き出せるのだろうか? 私が感心なかった、ということもあるのだろうけれど、皆さんキャッシング機能は止めたほうがいいです。

おそらく車上荒らしのプロなんだと思う。あまりに手際よい。クレジットカード会社はカードから暗証番号が解らないようになっている、と言うけれど、おそらく何らかの入手方法があるに違いない。じゃなければ盗られた場所から5分くらいの場所で、5分後にヒントすらない暗証番号を破られるワケありません。

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キャッシュディスペンサーの映像は残っていると思う

読者諸兄にはこんな悲惨な目に遭って欲しくない。使っていないクレジットは即座にハサミで使えない状態にしましょう。キャッシング機能を確認することも忘れずに。唯一の救いは朝霞警察がけっこうキッチリと対応してくれていることです。これで警察にまで冷たくされたら、もはやカンペキにグレちゃいます。

夜になってシティバンクのキャッシュカードも14時2分に引き出されそうになっていたことが判明。こちらは13時58分に凍結依頼を出していたので助かった。わずか4分の差。ギリギリでした。いずれにしろ、しばらく立ち直れず。

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2012年10月30日 (火)

居眠り(10月29日)

10時に横浜ということなので、迷った末、たまにゃ電車なんか乗ることにした。この時間帯、クルマだと到着時間が全く予測出来ない。8時10分に家を出て西武線と山手線と東横線を乗り継いで横浜着が9時45分。クルマだと早ければ1時間。帰りは湘南新宿ラインに乗ったら、珍しく寝てしまい池袋まで。

高崎行きだったのでアブなかった。そういや学生時代、白岡という東北線の駅から通っているヤツがいて、最終は福島行き。何度か宇都宮以北まで乗り越してたっけ。そうすると当然ながら帰れずどこかの駅で始発を待つのだとか。通過する駅の多い新幹線も寝過したらエラいことになる。皆さん失敗無いですか?

先週締め切り修行から脱出したと書いたら、土曜日遊んだだけでオケツに火が付いちゃいました。考えてみれば11月10日売り号の締め切りは11月1日(ベストカーで2日)。今日はもう29日だったのだ。嬉し過ぎるぞ! まぁ来週くらいになれば、ヒマでヒマでヘソでお茶を沸かすような状況になるかと。

韓国の宇宙ロケット、アチラの報道を元に国産と書いたら、多くの人から「違うぞ!」というコメントを貰った。調べてみたら1段目のロケットはロシア製で、しかもカンペキなブラックボックスなのだという。1回目も2回目の失敗も残骸のチェックさえ韓国はユルされなかったそうな。あらまぁ。ロシアも3流品を売ったのね。

昨日書いたスバルの4WDシステムだけれど、他のメーカーの電子制御は「滑った時だけ後輪も駆動」している。スバルのみ「基本的に4輪を駆動し、前後の回転差が出た時だけ多板クラッチを滑らせる」制御なのだった。こらもうレオーネの4WDにATを追加した時から磨いてきた技術。だから常時4WDなのだ。

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2012年10月29日 (月)

腰痛(10月28日)

ベストカー最新号で私は憎まれ役になっている。どうやら勝股兄が最近の自動車業界環境について明らかな不満を持っている感じ。どう表現したらいいか難しいけれど、ザックリ言えば「言いたいことを素直に言わない風潮」についてダメを出そうとしているようだ。なんとなく理解できるので乗りました。

例えば皆さんモータースポーツから興味をなくしているのは「つまらないから」。そして「スカイアクティブで凄いのはディーゼルだけ」といった具合。前者は単なる印象です。後者についちゃ新型アウトランダーの車重がCX-5と同じ1440kgだったり、BMWの8速ATの凄さに打ちのめされたり、といった具合。

天皇が君臨するスバルも興味深い。スバルの普及型4WDって電子制御多板式。他のメーカーのなんちゃって4WDと同じだ。そんなことから「スバルの4WDもタイしたことない」とネットで言われてます。なるほど最近のスバルは、こういった技術的なベースを全く語らなくなった。アイサイトのスバルで売れるからOK?

いずれにしろ勝股兄と同じく私も最近の自動車メディアの姿勢を「つまらない」と感じている。このままだとアカンです。かといって単一の車種やメーカー、モータースポーツの1ジャンルだけ扱い、讃えるような「オタクの世界」にゃ踏み込みたくない。最近リーフを深く掘っているけれど、情報が必要だからです(同業者が書かない)。

雪崩に巻き込まれたように始まったうなぎ屋修行は、依然「ドチラに向かって掘ったらいいのかも解らない」状況ながら、自動車メディア業界で喰らってる雪崩は何となく明るい方向が見える。そちらを掘って行きたい。まぁオタクの連中から嫌われることになるかもしれないが、それもやむなし。

今朝は久しぶりに目覚まし時計に頼らず起きた。しかし身体中、音が聞こえるほどバ~リバリ。座った状態から立ち上がると背中が伸びない。ヨワイ54にしてこの状況。先日、72歳になった黒沢元治師匠と話をしてたら「65歳までは全くトシを感じなかった」とのこと。70歳まで元気よく過ごせる自信は全くございません。

今日なんか黒沢師匠より厳しい感じ。ということでサクサク川口の野村君に電話して予約。15時から施術してもらい、年齢相当の姿勢と歩き方に戻りました。そろそろ抜本的な日常の生活姿勢を考えないとアカンかもしれない。じゃないと60歳を待たず、背骨の狭窄を治す手術なんかするハメになる。

とはいえ野村君によれば「絶対に手術など受けないで何とか生活できるようにします」。激しいヘルニアなどを除けば、対策方法はあるという。確かに精密検査まで受けた右手のしびれは完全に消えた。肩の具合も悪くありません。問題は腰だけでございます。この修行、健康な若い人にゃ解るまい。

韓国が打ち上げを予定していたロケットに決定的なトラブルが発生。何と打ち上げ台から下ろし、工場に戻すという。独自開発された韓国のロケット、1回目と2回目は打ち上げに失敗。3度目の正直と臨んだ3回目も発射する前に終わった感じ。自動車と違い日本の技術が入っていないからか?

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2012年10月28日 (日)

イナダハンター(10月27日)

仕事関連の人たち3人と6時に出航。1週間ほど前から釣れ始めた東京湾奥のイナダを狙いに出る。マリーナの人によれば、すでに漁師が来て捕り放題の乱獲をして(このあたりの海域は漁業権がないため獲り尽す)ダメになったとのこと。もはや網じゃ効率の悪い程度しか残っていないそうな。嗚呼。

それでも海域に出てみたら多数のイナダハンター達が居る。乗り合い船はフネを止めてジグやルアーを投げるのだけれど、イナダの数少なく確率超低い(シーバスなら釣れる)。個人のフネの皆さんはトローリング。これまた普通の仕掛けだからして、なかなか釣れない。湾奥のイナダを釣るのはテクニックが必要。

私は2シーズン前に何度も修行を繰り替えし、良い結果出せる釣り方なんぞ見つけちゃいました。ということで本日も実釣30分ほどで、もはや「イナワラ」と言えそうな大きなイナダを2本ゲット。このサイズなら本日の遅い6人分の昼ご飯に必要なお刺身は確保できる。というか、食べきれない?

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60cmサイズです

7時半にマリーナに戻り、さらにお二人乗船。続いてメインのおかづとなるキスの天ぷらの食材をゲットすべく盤洲方面へ。するとどうよ! 北東からの風が全く収まらないどころか、強くなる一方。海ほたる周辺に到着したときは、もはや釣りどころじゃない状況。それじゃ、と風の影になりそうな木更津に向かう。

これまた大荒れ! 止まった途端、左右に30度以上揺れまくり、ここもダメ。そもそも周囲に誰もいないし。さらに転戦し、東京湾を渡って横浜のベイサイドマリーナ沖。ここでは釣り船も10パイ以上出ており、何とかエサくらいつけられる感じ。皆さん「やりたい」というので(全員超釣り好き!)、厳しいのをカクゴで開始。

すると狙いのキスは釣れるも、あまりに大きな波で船首が上下するものだからアンカー効かず、やがてカエルの人を出してしまった。私はフネに乗せた人を絶対カエルに変身させたくない、と思ってるので(過去3人です。1人は酔わない、と言ってた元ベストカーの浦田君)、釣りは終了。ベイサイドに逃げ込んで一休み。

ベイサイドでたまたまトヨタマリンが試乗会をやっており、御一同ポーナム35に乗せて貰う。皆さん大喜び。確かにこのクラスのフネを見る機会って少ない。私もこんな仕事してなければ、あまり縁なかったかも。けっこう荒れているベイサイドマリーナ周辺の海域を案外普通に走るのに改めて驚く。

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ポーナム35

フネは1フィートでも大きいほうが波に強いといわれる。されど私はクルマと同じで大きさに魅力を感じなくなり始めている。帰りは皆さんキャビンに入ってもらい、ワイパー使っても見えなくなるような荒れる海をドッカンドッカン進む。この程度の波なら安全性に全く問題なし。ヘタなアトラクションよりスリルありますワな。

マリーナに戻ってイナダは刺身。キスが釣れなかったため天ぷら止めて鉄板焼き。いやいや久しぶりに1文字も書かずに1日過ごしました。明日から11月10日売り号の締め切りが始まるなど、再びお仕事の日々。あっという間にタイに行く日になっちゃうかも。イナダハンターになれるのはいつの日か? 

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2012年10月27日 (土)

原発反対(10月26日)

15時から潮風公園で撮影。珍しくJRとゆりかもめを乗り継ぐ。ゆりかもめ、新橋から380円もするのね~。公共の交通機関って決して安くない。プリウスみたいに燃費の良いクルマか、電気自動車の方がずっとリーズナブル。こう書くと「クルマの減価償却や維持費があるだろ」と言う人もいるけれど、クルマは趣味です。

しがってそもそもクルマを持っている。そいつを使うんだから移動コストだけ考えればいいのだった。という概念がクルマに興味ない人にゃ通用しない。最近「う~ん!」と思うのが、クルマを持っていない自動車雑誌の編集部員も少なくないこと。きっとクルマ好きじゃないのだろう。クルマの無い生活なんて考えられぬ。

17時からザッカー編集部で伏木センセと対談。テーマは『試乗レポートの時に気をつけていること』なのだが、例によって話は脱線したり口論になったりと、全くまとまらない。機会あったら動画を中継したいと思う。文章としてまとめる人に同情したくなることだろう。前回大いにモメた中国問題は販売中のザッカー誌で。

ニュースは石原新党と、そいつの関連ばかり。日本の70%以上を占めている原発反対派の人たちにとっちゃ最大にして最初のチャンスだと思う。原発反対派の人だけに票を投ずれば、自動的に原発廃止の流れになることだろう。私は次の選挙じゃ原発反対である渡辺さんの『みんなの党』かな?

明日は久しぶりの海。果たして天気やいかがか? 果たしてサカナは釣れるか? 息抜きしてきます。そうそう。本日聞いたのだけれど、以前から書いてきた「スバルのラスプーチン」は最近「天皇」と呼ばれているらしい。ますます足が遠のく。陛下となれば恐れ多いので、当面近寄らないようにしたいです。

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2012年10月26日 (金)

政治(10月25日)

橋下さんの件、この機会に根拠のない差別について徹底的な論議をすべきだった。今回のような終わり方だと「やっぱり触れない方がいい」とか「怖い」で終わってしまう。「何でツマらん差別が始まったか」というあたりまで踏み込めば、ありもしないオバケの話ようなモンだと解るのに。残念でございます。

そんなことを考えていたら突如石原(父)が都知事を辞めて新党を作ると言い出した。御存知の通り石原さんはガチガチの原発推進派。原発推進派の皆さんの共通するのが、代替エネルギーを全く認めないこと。地熱を始め、石炭サイクル、太陽光などミックスして使えば相当イケると思う。そもそも原子力って安くない。

東京都知事は実力のある猪瀬さんがやればいいと思う。猪瀬さんって石原さんの下だったから大きな声をあげなかったけれど、案外原発反対だと読んでいる。それにしても石原さんは引き際をしくじった。ニンゲン、なかなか上手に引退できないモンだとシミジミ感じます。石原さんの”仕事”は中国と戦うことでしょう。

石原さん個人とのドロ試合になれば、中国政府だってオタンコなことはしにくい。とにかく どじょうのツマラン思惑で国が出てきちゃったから最悪の状況になってしまった。最後は石原さんとガキのケンカように「バ~カ! バ~カ!」とやり合ってチンだ。いずれにしろ我が国の混乱と、状況の悪化はしばらく止まらんでしょ。


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2012年10月25日 (木)

超厳しい!(10月24日)

昨年と一昨年に比べ、うなぎ屋の売り上げが激減している。近所のお店を見ると流行っているのは立ち飲みや、比較的手頃な予算で飲めるトコロばかり。加えて年齢層が若い。確かにうなぎ屋って敷居が高くなってしまったのかもしれません。このあたりは販売台数伸び悩むラージ級セダンと同じ根っこか?

場所が良いのだから食材を安いモノに変えればいいのだろうけれど、ジイサンの店だから続けているのであり、ここで新しい商売をするつもり無し。私が商売を生業にするなら躊躇わずそうするかもしれない。止めずにうなぎ屋で修行してるのは、納得できる味のうなぎを出せているからだ。寒くなるにしたがって脂も乗ってきた。

何より良い新仔(今年のうなぎ。柔らかくて脂の味も濃い)が入ってきてます。うなぎの売れ行き不振は、スーパーやファストフード店などで出している「本来の味じゃないうなぎ」を食べる人が増えたからだと思う。美味しくないうなぎを食べたら、とうてい高いネダンを出してまで食べようという気にゃならんだろう。

伝統や文化というものはこうやって消えていくのね、と思う。いずれにしろうなぎの卸値が半額にならない限り、手軽に食べられるうなぎの価格とならんでしょう。例年9月は明確なプラスなのに、今年は赤字。9月中旬から一段と売り上げが落ちたので10月は激しい赤字となること間違いなし。頑張って忘年会を取らなくちゃ!

ここにきて中国も若干焦りを感じているようだ。予想以上に経済の状況が悪くなっている。水面下で交渉も始まった。ただ一旦ここまでお互いの国民感情を悪化させたら、そう簡単にゃモトに戻るまい。比較的穏便な私ですら中国製品や輸入品を忌避してます。中国のモーターショーにだって当分行かないと思う。

COTYの10ベスト車を投票す。当然の如くプリウスPHVとアクアも選んだ。今年は86/BRZだという声が多いけれど、冷静になって考えてみれば少なくとも私にとっちゃ何の面白さも無し。というか多くのクルマ好きも同じだと考えます。皆さん86/BRZに入れるだろうから大賞確実。私は違うのを選びたいと思う。

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2012年10月24日 (水)

3シリーズ(10月23日)

午前中箱根で撮影の予定だったものの、暴風雨のため転戦。大磯近辺まで戻ってきたら雨も降ったり止んだりになってナンとか無事終了。ターンパイク入り口の近所のサカナ屋で刺身定食なんかやっつけ(田本より安くて美味しいので最近もっぱらコッチです)、箱根プリンスで行われているBMWの試乗会へ。

3シリーズのディーゼル、先日も御殿場で試乗したのだけれど、改めてアップダウン&コーナーが多い箱根で乗ると良さが解る。中でも『スポーツ+』というモードを選んだときのATのシフトが素晴らしい! レーシングカーのシーケンシャルシフト風で、適度なショックを伴う。しかもシフトチェンジに掛かる時間は一瞬。

多少のタイムラグを持ちながら低い回転からトルクを出し、5千回転で売り切れるグループNのエンジン特性みたい。しかもBMWのディーゼル、レスポンスが良い。3シリーズを買うならディーゼルでしょう。ただ初年度ということなのか、ボディの剛性感がBMWらしくない。少しドタバタします。

しかも多くのBMWユーザーは「スポーツ」とか「硬い乗り心地」を求めるのだろう。必要以上に硬い足になってしまっている。ガチガチの乗り心地は今までのBMWユーザーの皆さんに任せておき、BMWの本当の持ち味である「しなやかでソフィスティケートされた乗り心地」を楽しむなら、ぜひともベースグレードを!

それにしても新しい3シリーズは魅力的だ。質感もサイズも一世代前の5シリーズより上のクラスというイメージ。来年の生産ロットになれば一段としっとりした乗り心地になってくると思う。海外ではレクサスISと価格的にもガチのライバル。果たして次期型ISは勝負出来るレベルに仕上がっているだろうか?

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2012年10月23日 (火)

冤罪減らず(10月22日)

イベントの秋とあって久々に余裕を無くしてしまった(忙しいという字はココロを失うと書く)。TOPも日記の更新もママならず。明日の朝までに緊急の仕事が入らなければ、何とか巡航状態に戻せます。週末になったら釣りにだって行ける! ということで世の中の不満や問題もアタマに入ってくるようになると‥‥。 

どうしても納得できぬ。脅迫メール冤罪の件、メディアは被疑者の自白は被疑者が考えたと報じている。何年も警察を取材していれば、自白なんて警察の作文だと知っていることだろうに。私はレーダーの設置ミスと思われる取締りを受け、当然の如く認めなかった。するとまずは「供述書を作るまで帰れないですよ」とジャブ。

最初に「どこに行くつもりだったのか?」と問われる。歯医者に行く予定です。続いて「じゃ時間に遅れちゃマズいですね」と言いながら「私は歯医者に行くので時間を気にしていました」と勝手に供述書に書く。速度違反の妥当性を表現しようと言う常套手段です。「急いでいたので仕方なかったんですね」と、同情するのだった。

普通の人だと、仕方なく速度違反したのだから罰金が軽くなるだろう、と考えるようだ。私は「全然気にして無かったです。時間はタップリありましたから」と反論し「それはあたなの作文であり、私はそんなこと全く供述していない」と削除を命ず。はたまた「ここは30km/h制限だと知らなかったんですよね~?」。

悪いことをする気は無かったんでしょ、と聞いてくる。これも普通の人だと「そうなんです」と答えるだろう。私は「当然ながら知ってます。このあたりの道は30km/h制限が多いですから」。警察官はすでに「私は違反をするつもりはありませんでしたが‥‥」と書いているので、これも「そんなこと言ってない」と削除依頼。

交通違反だってこんな状況だ。学生さんも当初認めず頑張ったんだろう。40日間も拘留されている。当然ながら「認めれば罪は軽くなる」みたいなことを言われたことだろう。今までの冤罪って全てこの流れ。マスコミだって何度この手の報道をしてきたことか。なのに今回も全く過去の経験が活かされていない。

そういえば日曜日のことを書いていなかった。『AJAJ』という今年から入れてもらった自動車ジャーナリスト協会のお手伝いのため朝7時半に台場へ行き、シートベルトメーカーである『タカタ』が持っている横転事故を模した体験コーナーのお手伝いをする。車内で逆さまになる、という経験はなかなか出来ない。

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日曜日だけで319人(!)がひっくり返った!

このギョウカイに32年居る私ですら、昨年のラリーで初めて逆さになりました。けっこうインパクト大。シートベルトの重要さを認識していただける、という点では素晴らしいと思う。ただあまり小さい子供だと、単なる根性試しのアトラクションになっちゃう? ホントに啓蒙効果あるの、小学校高学年以上かと。

私が中学校のPTA会長のときはJAFのシートベルト体験装置(低い速度で衝突するタイプ)を持ってきて生徒に経験してもらった。PTA会長をやってる読者諸兄がおられたら、文化祭のときにでもこういった装置を持ってきてもらったらいかがだろうか? おそらく私らも何人かお手伝いを派遣できると思います。

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2012年10月22日 (月)

タイラリー(10月21日)

昨年出場したタイのキングスカップ、洪水のお見舞いが最優先だったとはいえ、あまりに悔しい内容だった。そもそも車両はランエボじゃなくてランサー4WDをランエボ風に仕立てたモデル。スペアパーツ無し。リアLSD無し。アンチラグ無し。さらにはガソリンも91オクタンのレギュラーしか無し。一流品はヨコハマのタイヤだけ。

昨年の厳しい戦いを振り返る

メインテナンスしてくれた小沢さんも相当悔しかったらしい。私のインプレッサは手放すため整備を頼んでいたのだけれど、一ヶ月くらい前に「国沢さん。競技用エンジンを組んだので載せておきました。売るにしても良い条件になると思いますから」。一度くらいオレが組んだ競技用エンジンを乗ってみなさい、ということか?

早速試乗してみてクリビツテンギョウ! 今まで乗っていたエンジンはナンだったのか? というかEJ20がこんなに素晴らしい回り方をするなんて想像もしておらず。2千回転からくらいから湧き出すトルクの圧倒的な太さと、その時の気持ちよい振動を伴う燃焼フィールときたら辛抱タマラナイ。

タイで再チャレンジしてみたいというキモチがムクムク湧いてきてしまい、ダメモトで準備を開始した次第。もはや何度も海外ラリーに出てきたこともあり、準備は容易に進む。ウドンサックさんに連絡したら「みんな待ってるよ!」。ところが、でございます。むろんくヨイショ下手な私とあってスポンサー取れず予算不足。

さて。昨年のラリーの報告DVDは、いつも超格安の予算で引き受けてくれている群馬のアラケンの体調不良で伸び伸びになっていた。されど嬉しいことにアラケン完全回復。顔を見るまでは不安だったものの、いやぁ良かった良かった! 先週末、DVDを作り、やっと送ることが出来たのであります。

すると昨年スポンサー&義捐金を出してくれた方々が「今年も出るなら援助しますよ」とのコメントを少なからず貰う。こうなれば、またしても皆さんにも一緒に一喜一憂を共有させて頂けたら、と思う。ということで今年もスポンサーを募集させてくださいまし。きっとハラハラ出来ます。もちろん会員用の掲示板で速報もレポートします。

振込先などの御質問はコチラにお願いします

スンポンサード頂いた方は、皆さんに報告DVDを。金額に応じて記念のTシャツや車体へのロゴ添付などでお礼いたします。また、御希望者にはTOPからリンクしている『会員』へのパスワードをメールします(今のところ和やかな情報交換程度で大きなメリットは無いです)。

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2012年10月21日 (日)

筑波でEV(10月20日)

今日は舘内兄弟子主催のイベントで筑波サーキット。7時半の集合だからして、やっぱし5時起き。朝ご飯を買うべくマックに寄ったら、タマゴとハムのパン+コーヒーのセットで250円。安いな~、と思ったら「本日コーヒー無料です。220円です」。こんな金額で食べ物が買えるのだから、高い うなぎ なんか売れなくて当然か。

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世界最先端のECOカーが勢揃い!

私の役割はお客さんを電気自動車&ECOカーに乗せて筑波2000を走る、というもの。フィットEVとリーフ、CR-Z、デミオEVを担当しました。同じ電気自動車でもそれぞれ個性が違って面白い。リーフはバランス良く、フィットEVのパワーたるや凄い! デミオEVの2段切り替えモーターの伸びも楽しかった。

3日前に試乗したばかりのCR-Zは4人乗り(!)のジェットコースーターでございます。ゲストの皆さんも大いに楽しんでもらえた様子。ちなみにデミオEVは月曜日からの試乗会に使うというたった1台の虎の子。そんなことを知らないゲストは「元気よく走って欲しい」というリクエスト。広報担当が「1周だけなら」。大いに楽しんじゃいました。

それにしても豪勢な試乗会である。リーフとi-MiEV、ミニキャブMiEVといった市販済みの電気自動車だけでなく、200台限定のフィットEVやeQ、100台限定のデミオEVなど、何の制約もなく「自由に乗ってください」。電気自動車を開発したり研究したり勉強したりしている人からすれば天国みたいだ。

舘内兄弟子の人徳ですね。もちろん日本EVクラブのイベントなので、いろんな手作りEVが登場。電動カートのレースや、コンバージョンEVの耐久レースもあったりして大いに楽しめる。次回は5月の連休です。帰り道に完全にアウトとなった身体のコンディションをナオしてもらうため川口の「からだげんき」、生き返りました。

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2012年10月20日 (土)

ガーちゃん(10月19日)

BMW3シリーズの試乗会に行くべく6時に家を出てNV350キャラバンで御殿場に向かう。中央道か集中工事やってる東名道かで迷ったけれど、精神修行のため工事渋滞を選ぶ。集中工事中は激しく迷惑掛けるんだから通行料金を半額にするくらい配慮しろっての! 結局アタマに来て精神修行失敗す。

何とか8時20分くらいに到着し、試乗。やっぱし320dは素晴らしい! クルマとしちゃ文句なし! ガソリンの328iと同じくらいのパフォーマンスを持っていながら470万円(さらに補助金も8万円出る)はリーズナブルだと思う。ガソリンの320iとの価格差は実質的に12万円。燃費良い上、ハイオクより30円も安い軽油でOKだ。

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アクティブハイブリッド3

ハイブリッドは基本的に日産と同じ1モーター2クラッチ。このタイプのハイブリッドは巡航時のエンジン停止状態からアクセル全開にした時のレスポンスが悪いという弱点を持つ。3シリーズのハイブリッドで試してみたら、日産と同じくゼロ反応1秒。そこからフルパワーになるまで1秒掛かりました。

まぁハイブリッド車はプレミアムセグメントのドイツ車にとって流行のようなモノ。3シリーズを買うなら素晴らしい走りと素晴らしい燃費を実現してるディーゼルでしょう。途中、締め切りに追われているので原稿書き。試乗会場の中庭に足湯付きのテーブルなどあって御機嫌至極。午前中の締め切りを完了。

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足湯に浸かりすぎたらフヤけた

終了後、中央道経由で帰京。素晴らしい仕上がりのBMWディーゼルから、NV350キャラバンのガーちゃんディーゼルに乗り換えたトコロ、ありゃま! 楽しいです。クルマを運転している、という手応えがあるのだった。永田にも運転させてみたら「楽しいです!」クルマって完成度だけじゃない。

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2012年10月19日 (金)

日本(10月18日)

全く悪いことをしていない人を逮捕し、脅迫したという犯罪をデッチ上げ、それらしい調書も作られてしまった。まぁ警察や検察ならこのくらいのことは平気で行う。以前も書いた通り、私もバイクでパトカー抜いて素直に認めなかったら、下着ドロボウだと言い始めた。逆らっていたら、下着ドロボウにされただろう。

気の弱い人だと警察が言うとおりの供述調書になる。私は交通違反を認めず何度か供述調書を取られたが(実際、私は違反をしていなかった)、カンペキに警官の作文。私が言ったことを書かない。だったら供述じゃないワな。当然、供述調書にサインをしなかった。検察も同じ穴のムジナだ。

かわいそうに未成年だった気の弱い大学生は、警察と検察の作文で鑑別所に入れられ、結果的に大学を退学しなければならなくなった。その上で警察ときたら「起訴猶予などを考えている」だって。本来なら警察署長が土下座して謝罪し、名誉挽回の手段を即座に、かつ徹底的に取らねばならない。

全て鵜呑みにするメディアも同罪だ。今回の件だって真犯人がタレ込まなければカンペキな冤罪。逆に警察にニラまれたら抵抗できないワケ。私も警察の悪口ばかり書いてるから、突如極悪人に仕立てられてタイホされちゃうかもしれません。未だに悪口を書いているトコロを見ると、少しは国家権力にも良心があるんだろう。

昼過ぎから大阪の橋下さんの問題が大きく取り上げられるようになってきた。いわゆる同和問題である。良い機会なので徹底的に論じるべきだと考えます。何度か遠まわしに書いてきた通り、私は差別されてきた人たちは、大陸からやってきた弥生人に追いやられた日本の先住民が大きな集団だと思っている。

差別するから妙な気分になるし、差別されている側も隠そうとするから平成の世の中まで続いてきてしまった。豊臣秀吉あたりから仏教と結び付け、さらにヤヤこしくなっていく。日本のベースとなっている神道に、獣食の禁忌などない。橋下さんは原発稼動を容認して以後、支持しないが、この件についちゃ頑張るべき。

人間が人間を差別するなんて最低だ。インテリジェンスのかけらも無い。同じく朝鮮半島出身の人の差別も現代人として情けない。これらの問題は隠そうとするからおかしくなる。一方、問題として顕在化しておいたほうが都合の良い人もいるワケです。いずれにしろ出自で人間を差別するメディアなんか最低だ。

ということを全て織り込んだ上、私は我が国が大好きである。日本人としてのプライドを持てている人は、差別なんかする必要すらない。人生カッコ良く生きたいです。

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一度は海外競技で日の丸を掲げたい!

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2012年10月18日 (木)

修行重なる(10月17日)

そういえば月曜日は日記になってませんでした。朝から潮風公園でスバルの新型車『XV』の取材。CT誌の企画でインプレッサ5ドアと比較試乗したのだけれど、XVの乗り心地の悪さに愕然とした。まるで20年前のスバル車に戻った感じ。極上の乗り心地を持つインプレッサと比べたらウなるばかり。

どうしてガタピシマシン3号(直近だと1号オーリス。2号ノート)になったのだろうか? このクルマを同業者の皆さんがどう評価するか楽しみ。XVを考えている読者諸兄がいたら、ぜひハンコを押す前にインプレッサも試していただきたく。それでもXVの乗り心地に納得できたらどうぞ。スバルの開発陣、どうした?

急いで帰宅して原稿書き。今週はたくさんイベントや試乗会が行われているものの、26日売り号の締め切り時期なので全く動けない。私は観艦式に行った1日だけロスしたのみながら(もちろん帰宅してから原稿は書いた)緊急事態から出られてなくなってしまってます。熊本の方から頂いた大きな梨を食べて原稿書き修行。

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熊本のリーフ乗りの方から頂いた大きな荒尾梨

今日も6時に家を出て小淵沢で行われているCR-Zの試乗会。駐車場の横が小海線の線路になっている。1日何便かしか走っていない路線なのだけれど、たまたま踏切がカンカンカン。ムカシのDNAが突如目覚めて写真なんか撮っちゃいました。3,3%と言う急勾配区間ながら、現代のディーゼルって速い!

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写真撮ってるヒマなんかねぇだろ!

帰宅して調べてみたら現代と言っても平成2年から走っているそうな。420馬力のカミンズ製6気筒直噴ディーゼルターボを搭載している。小海線、ムカシは急勾配用のキハ52という180馬力のエンジンを2基搭載したモデルですら、エンジン全開でノロノロ登っていた。軽量ボディ420馬力なら速くて当然?

CR-Zだった。上質な乗り心地になっていて驚く。絶対的なパフォーマンスも明らかに高くなった。このまま進化させていけば、面白いスポーツカーに育つかもしれません。終了後、これまた東京まで直帰して原稿修行。果たして明日までに与えられたミッションを遂行できるのだろうか?

原稿修行を中断してうなぎ屋修行を行い、終了後、六本木のTV朝日まで移動。日産の自動回避システムについてモーニングバード用の解説の収録修行。

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2012年10月17日 (水)

あたごの事故(10月16日)

物事の評価はその人の経歴や経験、性格などによって大きく変わる。近所の松本さんって私と全くタイプが違い、話をしてると勉強になります。ということで昨日の自衛艦『あたご』と漁船の衝突事故の分析など。今回ブリッジで行われている入念なウォッチと、民間船に対する気配りを見て「なぜ衝突したのか?」と疑問が深まった。

なのに松本さんはアッサリ「これならブツかる可能性がありますね」。とりま状況など。接近してくる他のフネを認識するや、片っ端からレーダー手が「標的」としていく。フネの「発見」は専属のレーダー手の他、ブリッジ左右の張り出した部分に一人づつ。ブリッジ内でも常時2~3人が双眼鏡を併用して見張りをしてる。

まぁ接近してくるフネを見逃すワケ無し。ここまでは私も予想できていた。ちなみに「標的」に設定すると、レーダーに「アルファ標的」「ベータ標的」「チャーリー標的」「デルタ標的」と発見順にトラックボールを使って入力していく。私のフネも近寄っていくと標的として設定されている、ということだ。

入力されたら全員で脅威度確認をしていく。レーダー手は1~3分毎に標的までの距離と標的の移動速度をコール。これを全員でコールバックし、実際に確認を行う。やがてスレ違うなど自艦の脅威として存在しなくなれば「ベータ標的消去!」とレーダー手がコール。これまた全員で復唱し、新たな標的探しが始まる。

こうなるとブツかりようがない。いつもと同じだろう自衛隊の手順を見ていると「相手に避けさせる」という強引さも無し。ここで松本さんが指摘する。「標的として消去されたら誰もそのフネを見なくなりますね」。確かに! すれ違う前に消去された標的は完全に監視から除外されている。誰も注意しない。

「あたご」と衝突した漁船の進路を見ると、どうやら一旦迷ったようだ。「あたご」の後ろを通ろうとしたのかもしれない。この回避行動で「あたご」のレーダー手が「ベータ目標消去!」と判断したら、以後、誰も注意しなくなってしまう、と松本さんは指摘する。その通りかもしれない、と「しらね」のブリッジで思った。

ちなみに「あたご」は、3隻グループだった先頭の漁船に進路を譲るべく減速している。これを見て衝突した漁船は減速した「あたご」の前を通ろうと思ったのか、右に舵を切っている(これらのデータは公表されてます)。「あたご」側が消去した目標を忘れていれば、突如目の前に出てくる。衝突する可能性大。

松本さんの読みは妥当だと私は思った。されど海難審判の内容を見ると、この手の指摘は全く無し。事故が起きたときの原因究明のためにも自衛艦にもボイスレコーダーを付けたらいいんじゃないかな、と思った次第。そしたら脅威目標の消去のタイミングを遅くするなど(離れ始めたときに消去)、対応策を取ったと思う。

残念ながら漁船衝突事故の教訓は活かされていないと感じました。もっと言えば海の上で自分の安全を守れるのは自分だけ。人為的なミスをゼロにすることなど不可能。どこに責任あっても、死んでしまったら同じだ。

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2012年10月16日 (火)

観艦式2012(10月15日)

マル・キュウ・ヒト・フタ時に出航後、ヒト・ヒト・サン・マル時に観艦式の海域に到着。もはや周囲は軍艦だらけ! 右舷にはヘリ空母『ひゅうが』。写真をクリックすれば解る通り、雨と強くて冷たい風が吹き荒れているだろう広い甲板を見たら人だらけ! ひゅうがだけで何人乗っているんだろ? 

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ヘリ空母『ひゅうが』の甲板には人がたくさん!

艦内を探索してみた。自衛隊員のホスピタリティに驚く。考えてみたら我が海軍はムカシから洗練されていたと聞く。下の写真はいわゆる「水兵さん」。この人たちが叩き上げの軍曹達になっていく。日本の強さや奥行きの深さは決して幹部だけで作られるモンじゃないです。こらもう軍隊に限らず。

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今後の我が国を担う若手と

しらねの艦内で目立つのが消火ホース。隔壁ごとに消火ホースを設置してある。もう至る所に、というイメージ。これを見ただけで戦争の厳しさが伺えた。そういえば戦史などを見ると消火活動のシーンが数多い。ダメージ受けた後の戦闘能力のキープは、消火活動で決まるという。

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消火機器が至る所に

艦尾に対航空機用の『短SAM』というロケット発射機が。計8基。攻撃してくる飛行機もチャフやフレアなど欺瞞装置でかわすだろうから、命中率5割として4機しか落とせない。12機くらいで攻められたら しらね 一艦じゃ対応できなくなってしまう、ということ。そう考えると安心できない。

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短SAM(見えるようにカバーをはずしてある)

魚雷発射管は左右に3つづつ。これまた装填に時間かかるため、3発発射したら無くなってしまう。射程だって決して長くない。敵のフネの数が多い実戦となったら、十分といえない。しらねに限らず、飽和砲撃(装備は悪くても数で攻める方法)を仕掛けられた場合、こちらも装備の質より数がモノを言う。

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魚雷発射装置

潜水艦は3隻参加していた。写真は『けんりゅう』というそうりゅう型の最新艦で今年3月の完成(川崎重工製)。日本が誇る最も新しい潜水艦だ。水上走行時はディーゼルエンジンを使用するも、潜水時にスターリング機関を使う世界の最新技術で作られている。使われている鋼板の「強さ」はアメリカやロシアと並ぶ。

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そうりゅう型。艦尾のX型潜舵がハッキリ解る

中国はそうりゅう型の2世代くらい前の鋼板を使っていそうな。ちなみに最大常用深度300m。イザとなったら450mくらい潜れるらしい。ただスターリング機関に起因するものなのか、イルカのような浮上ジャンプが出来ないと言われている。真偽のほどは確認できないので全く不明。

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US-2

世界最高の離着水性能を持つUS-2の低速飛行には度肝を抜かれる。そんな遅い速度で飛べるんかぃ! と思うほど。こうやって軍艦や飛行機や潜水艦を見てると、日本の技術力を再認識す。軍需産業を輸出可能なビジネスにしたら、相当のシェアを取れるような気がします。

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しらね艦長藤原一等海佐(ムカシなら大佐!)

最も気になった入港時の操艦指示は全て艦長が出す。サイドスラスタ無し159mのフネを見事桟橋と並行状態に止めたのには驚いた。海上自衛隊のホスピタリティは終始素晴らしい。下艦時に艦長と記念撮影までしちゃいましたから。いろんな意味で自衛隊について深く考える機会になった。

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楽しかった、写真撮ったら『あたご』

あたごは漁船との衝突事故を起こした。あれだけ入念にウォッチしてるのになぜ衝突事故など起きるのか、と疑問を持ったら、大手企業に勤める近所の松本さんが「衝突事故も起きるでしょうね」。内容を聞き深く納得。ブリッジに半日居たら、相当理解できた。この件についちゃ明日に。

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2012年10月15日 (月)

観艦式(10月14日)

5時に家を出て横須賀に向かう。今日は取材だと言うことを隠し、海上自衛隊の観艦式であります。というのはウソで、フネ仲間である御近所の松本さんが「抽選に応募したら当たりました!」ということになり、3年に1度のイベントだし、競争率高いから是非行きましょう! きっと得るモノがあるでしょう。

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隣は どじょう が乗る『くらま』

横須賀に到着すると大賑わい状態。私らが乗るのは『しらね』というフネである。昭和55年製だというので艦歴32年だ。自衛艦の中でも古い方に属す。全長159m。排水量5200トンはムカシで言えば軽巡洋艦クラス。ただ輝かしい歴史を持っており、ニューヨークで行われたアメリカの観艦式にも派遣されたほど。

どこで見ようかとウロウロした結果「やっぱしメインブリッジでしょう!」ということに。行ってみたら何と何と! 誰でも入れるよう解放してました。当然の如く出港準備からずっと見る。しかも解らないことなどあれば、私らのすぐ横に居たムカシで言う少尉殿が教えてくれます。聞けば驚くことばかり! 

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『しらね』のブリッジ

意外なことに護衛艦の多くは、今やプレジャーボートにも付いているサイドスラスタが(横方向に動ける装置)付いていないのだという。どうやって出入港するのかというと、タグボートを使うそうな。エンジンは蒸気タービン。出力の調整方法を聞くと、伝令を受け、人力で蒸気バブルを回すのだとか。

むらさめ出港! 凄い人!

したがって急激なパワーの増減など出来ず、前進と後進の切り替えも時間掛かる。着岸の時などは職人技が必要だと思う。そうこうしてるウチ、出港ラッパ鳴り(キャビンで景気よく吹きます)出港! 狭い横須賀港の航路を出たあたりで「オモカ~ジ!」(右に曲がる)。ここからがタイヘンだった!

ラッパ手が景気よく吹く

というのも底引き網を引く漁船や、航路で釣りをしてる違法の釣り船が多いこと多いこと! 我が国は軍艦であっても「どけどけ!」をしたらボコボコに合う。次々と現れる「標的」を全てレーダーと目視でチェック。丁寧に避けること避けること。しかもビックリするくらいカジの利きが良い。

考えてみたら軍艦ってクルマで言えばレーシングカー。乗り手も艦の性能も勝負しなくちゃならぬ。下の写真は浦賀水道航路。写真をクリックしてもらえば解るが、右のブイから左側が航路。なのにタチウオ釣のフネがド真ん中にいる。その横には海上保安庁のフネ。自衛隊と海上保安庁、仲悪いってホントウらしい。

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海上保安庁は巨大タンカーとかきたら違法釣り船を追い払う

12ノット制限となっている浦賀水道航路を出るや「第一戦速!」。少尉殿に聞いたら15ノットとのこと。そのまま大島方面に走ること約2時間。やがて昨日の天気予報だと「素晴らしいウィークエンドになるでしょう!」なのに、超ツベたい雨! 北東からの風も強い。半日先の天気くらい当てろっての!

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空母のようなフネは『ひゅうが』と『いせ』

ここまで書いたら時間切れ! 原稿も残ってる。観艦式についちゃ明日の続きます。

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2012年10月14日 (日)

イナダ来る(10月13日)

今日も5時半に起きて朝から取材。途中、夢の島マリーナに寄ったら「数日前かイナダが来てますよ!」。おお! もうそんな季節か。福島の原発事故で湾奥は流れ込む川によって放射能汚染されたので若者にゃ食べさせられないけれど、私のトシならタイしたことない。カレイやシャコなど底モノは怖いですけど。

今回の締め切りラッシュ終わったら早速イナダ釣にいかなくちゃ! 心配なのは漁師。イナダが来る頃になると、網でゴッソリ持って行く。昨年もたくさん漁船出ていた。昨年捕れたイナダは放射能チェックを受けずに出荷されてます。どこに売るんだろうか? 少なくとも放射能汚染地域で漁は止めるべきだ。

というか、こういった漁師達が風評被害の原因を作っていることを認識して欲しい。漁船が来て漁をやっているようなら報告します。ちなみに船橋漁港のモニタリング検査の結果は以下の通り。問題ないと思う人もいるだろうし、比較的高い数字のスズキなど出ていることを考えれば、やめておこうという人もいるかと。

・船橋漁港のモニタリング検査

このあたりは皆さん各自で判断したらいいが、情報無いと判断のしようもないです。とりあえず安心なのってアクアラインから外側で捕れた海産物だと私は考えている。荒川や江戸川河口のドロの中に住むゴカイ類を食べているサカナは確実に汚染されてるハズ。ただ川の流れから100m離れた場所のゴカイ類は安全。

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2012年10月13日 (土)

熊本へ(10月12日)

今日は羽田に帰ってきてラジオの収録。しかも移動時間が限られているためF650GDを御指名。天気もよくバイク日和りでございます。羽田発8時25分のANA熊本行きは何と念願のB787ぢゃありませんか! やっと乗れた! やっぱし新しくて気分良い。思っていたよりキャビンも広い。B767というよりB777に近い感じ。

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初787。国際線用の機材です

シート配置は2+4+2。4列シートも2+2というレイアウトなので窮屈さが緩和されてます。ただし! シートはアカン! お尻と背骨当たる部分が盛り上がっていて妙な感じ。ANAお気に入りの腰痛増加シートほどの酷さじゃないものの、決して快適じゃありません。ANAのB787のシート、どこで作っているんだろう。

好感持てるのはPA(機内アナウンス)のスピーカー。日本語の機内アナウンスって滑舌悪い人だと聞き取りにくい。B787のスピーカーは今までと音質が違っておりキッチリ聞き取れる。緊急時にも役立つだろう。Yクラスの機内オーディオの音質も良好。ウワサ通り窓の面積広く、これまた快適だ。シートさえ良ければ‥‥。

熊本到着後、すぐ移動してフィットEVの試乗。ECOカーアジアで詳しく書くけれど、リーフより明確に電費いい感じ。同じ条件で走らない正確にゃ解らないが、私の感触だと15%以上良いと思う。コンパクトなボディのeQに匹敵する電費だというの、納得できます。もっと驚くことがあったのだけれど、それはECOカーアジアで。

終了後、16時10分のソラシドエアで羽田に向かう。しかし! この手の飛行機会社の常でボーディング開始は10分遅れ。離陸も20分遅れた。羽田に着いてバイク置き場まで行ったら18時30分! もはや30分しかない。首都高は渋滞表示板真っ赤! されど法規をキッチリ守って走って間に合いました。

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2012年10月12日 (金)

千歳まで(10月12日)

6時15分に家を出てプリウスで羽田空港へ。8時30分発のJALで千歳に飛ぶ。羽田~那須上空あたりまで素晴らしい好天!  荒川、利根川を望みながら北北東に向かい、渡瀬遊水池、東北新幹線、あっという間に宇都宮飛行場、宇都宮駅、今市、BSのテストコース上空を飛び、猪苗代湖上空で雲に遮られて見えなくなりました。

千歳は雨。バスでスケートリンクに向かい、新しいスタッドレスタイヤS12の試乗を。このトコロ、フルモデルチェンジでも数%の性能向上しか出来なくなった氷上グリップが19%も良くなったというのだから驚く。いわゆるダントツ商品だ。ただ東京で履くスタッドレスタイヤとして考えれば、それほど魅力的ではない。

ただこういった商品を作れる技術力や、作らせてくれる会社の姿勢は素晴らしい! タイヤもまだまだ面白いと再認識す。ちなみに夏ヤイヤの状況変化(安価なアジアンタイヤの台頭)についちゃブリヂストンは現時点で静観の構えのようだ。客観的に見ると「そんな余裕はないと思いますよ」なんですけど。

夜のニュースでJAが脱原発を打ち出したと言ってる。大笑いしちゃうのが安部総裁。前の日に原発マニアのヨネクラ経団連会長と「原発は必要!」と盛り上がったのに、自民党の大票田であるJAに対しちゃ突如「原発は減らしていかなければならないと思っている」だって。をいをいアンタはドッチなんだよ! 

大阪の橋下サンの支持率がドカンと落ちたのだって原発稼働を容認したから。あれで「な~んだ。この人もか」になった。滋賀県の嘉田さんは普段エラそうなことを言ってるけど、大飯原発稼働の時は真っ先に支持した。政治は偉大なる妥協を目指すものだけれど、絶対譲っちゃイケナイことだってあります。

静岡県で原発の可否を決める県民投票をしようという動きになったが、全議員の反対でチャラ。東京都も同じ。まぁ石原さんは大の原発好きだから当たり前か。誰か選挙の時に原発反対か賛成かのリストを作ってくれないだろうか? みんなで党派問わず反対派の人に票を投じたら少しは良くなるような気がします。原発は利権のカタマリです。

こう書くと「アメリカが許さない」みたいな声も出てくる。だったらアメリカには原発に変わる「シノギ」を提案すればいい。別に原発じゃなくてもお金を稼げればいいのだろうから。それこそ政治に必要な「妥協」だと思う。アメリカだって福島の事故でコンニャクみたいな地盤の日本は原発に合ってないと解ったことだろう。

そんなことより問題なのは自分か。売り上げを見ると9月上旬以来、超低空飛行中。板前さんの仲間によれば、うなぎ高騰以後、どこも絶不調だという。小金井の美登里さんすら、かつてないくらい厳しいとのこと。板前さんは「おでんでもやりますか」と言ってくれるが、お客さんから怒られるだろうなぁ。悩みは深い。

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2012年10月11日 (木)

ノート燃費良い(10月10日)

10時くらいに家を出て千葉県いすみ市にある『サンコー』に寄ってからノートの試乗会へ行こうと思ったら、首都高大渋滞! 最近気のせいか首都高の事故渋滞多いです。1時間以上喰ってしまい、最初に試乗会。ノートの試乗レポートついちゃ近々。前回試乗したプロトタイプと全く印象違っちゃいました。乗り心地悪いっす。

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アブソーバーは日立製

ノートの評価は難しい。自動車評論家としての手腕が求められる。踏み絵みたいなモンですワな。全面的にホメる人が居たら驚く。かといって悪いクルマでもない。むしろ乗り心地さえ良ければ素晴らしいと思う。プロトタイプに付いていた試作のショックアブソーバーと量産品との差が大きかった?

とはいえ売れ行きと乗り心地はリンクしない。初代フィットのマスコミ向け試乗会で全く同じこことが起きたし(この件でKYBはホンダから激しく怒られた)、現行プリウスの乗り心地だって同じレベル。日本のユーザーの多くは(私もプリウス買ったし)乗り心地を購入時の評価軸にしないです。

帰り道、ニュースを聞いていたら米倉という「老害」をまき散らしてる経団連会長が中国の要求を聞けと言ってる。今の中国の要求は尖閣の領土問題のみ。それ以外のことを言ってない。米倉会長は「国が領有権を主張することに問題ない」と言ってるけれど、じゃナニを聞くのか? これを2枚舌と言う。

というか、もはや領土問題で譲るコトなど出来ない。いや、ここで譲れば次々と要求を突きつけてくるだろう。「ナニもしない」という約束を破って漁船を特攻させてきたのは中国側。この点をキッチリ主張し、尖閣に釣宿を作るしか無いかと。どじょう が起こしたトラブルなんだから、 どじょう が納めるしかない。

もちろん裏ルートで中国の痛いところをキッチリ突くことも重要。中国にゃ一触即発の領土問題がたくさんありますから。韓国と中国をケンカ別れさせる方法だってある。といったことをノンキ上等の外務省に期待してもムダだワな。ゴタゴタしている間、手痛い損害を受けるのは日本の企業だ。

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2012年10月10日 (水)

素敵なメディア(10月9日)

新聞は突然「経常黒字が増えた」と伝えている。先月まで「貿易収支が赤字になった」という危機感を持った記事だったのに、なぜか「儲かってまっせ!」というニュアンスに切り替わったのだった。どこかの官僚の呼び水に乗ったんだろうけれど、日本が抱えている大きな問題から目をそらそうとしているのだろうか?

何度も書いてきた通り、今や日本は「モノ作りで赤字」になってしまった。黒字を出してるの、海外で稼いだ子会社の配当など。つまり「日本人の仕事で黒字を稼ぐ」という構造から「海外のワーカーを増やす」方向になったことを示す。いわゆる「空洞化」だ。大手メディアは日本の労働需要が減って喜んでるワケ。

当然の如く高学歴の新聞記者の皆さんがそんなこと解らないなんて考えられれぬ。なぜそんな記事を載せるのか、私にゃサッパリ理解できない。理解できないと言えば、動画として公表された福島第一の津波後の対応。概要を聞いてあきれるばかり。YMOのスクークマンショーを思い出しちゃいました。

・名作「警察だ」と「急いで口で吸え」。笑える!

なんと! メルトダウンを防ぐ電源用にクルマのバッテリーをホームセンターで買おうとしているのだけれど「お金無い」と現場が言ってる。10時間後、本店は「相当のお金を持って現地に行かせます」。それに対し吉田所長が「借用書を書けば貸してくれるのか?」。「信用貸しにしましょう」。と本店。クルマのバッテリー代ですよ!

しかもホントにクルマでホームセンターに買いに行ったらしい。往復6時間も掛け「買えなかった」だって。マジにスネークマンショー状態。こんな連中が原発を動かしてると思ったら恐ろしくなった。なのに自民党の総裁は一生懸命原発大好きな経団連会長のご機嫌取りなんかしてる。ギャクとしか思えませんぜ。

遠隔操作型のウイルスに感染され、脅迫メールを送ったということで逮捕された人の報道もデタラメだ。逮捕された記事を実名でしたのに、誤認逮捕だったという記事は匿名。しかも「無料ソフトをダウンロードしちゃイケナイ」みたいな警察の肩を持つような内容。やっと読売新聞が実名で状況を伝え始めた。

といったことを徹底的に取り上げなければならないのに、原発についちゃスルーに近い。遠隔操作型ウイルスも過去の話になっていく。日本のメディアって素敵過ぎる。

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2012年10月 9日 (火)

スーパーカー(10月8日)

今日も朝からメガWeb。アサイチはカウンタックLP5000S乗りでもある早稲田大学客員教授の小畑さんと一緒にスーパーカーのパドックウォークの解説であります。1時間半に渡り展示されているスーパーカーの紹介をしていく、というもの。ビカモンのミウラやディーノ246から、最新のアヴェンタドールまで多数。

やはり40歳過ぎの人はサーキットの狼世代のスーパーカーに惹かれ、若い世代の人達を見てると新しい世代のモデルに興味を示す傾向。スーパーカーって、スポーツカーやレーシングカーとどう違うのか、ということが解ってくればクルマ通。スーパーカーの始祖であるミウラやカウンタック、365BBとか見ると興味深い。

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スーパーカー同乗試乗抽選は大人気!

しかし今やスーパーカーの多くがスポーツカーやレーシングカーと同じ方向を向き始めた。特にV8エンジン搭載車はドンドン性能が上がっていく。フェラーリ458イタリア、マクラーレンMP4-12Cなんか好例。一方、12気筒エンジン搭載車はフェラーリもランボルギーニも「スーパーカー道」を歩む。

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スーパーカー第一世代

上の写真が素晴らしい! 可愛い女性に挟まれた向かって左の方は伝説の『シーサイドモーター』の営業部長だった鞍和彦氏。池沢さんに10台くらい買って貰いました、と言っていた。現在は『キャステル』というビンテージスーパーカーを扱うショップのオーナーです。今回持ってきたクルマは素晴らしかった!

キャステルのWebを見るとほぼ新品エンジンが載ってる1994年のフェラーリF1(412 T1)なんかまで売ってます。ちなみにビカモンのミウラの相場は現在5500万円くらい。今後、さらに上がるだろうと言われている。考えてみたら10年くらい前は1300万円くらいで買えましたね。

池沢センセイを置いて右の方はロータス・ヨーロッパのレアトアラーとして世界的に有名な細野さん。元自衛隊のレンジャー部隊。御本人曰く「池沢さんとツルんでナンパばっかりしてた」。年間3台のみしかレストアしない。それでいて売ってくれるとなればお友達価格という仙人みたいな人です。

細野さんが持ってきたグリーンのヨーロッパは細野さんが新車で買ったというワンオーナーモノ。素晴らしいとしか言えない状態。エンジンもキレイに回っていた。一緒に走ったマクラーレンSLRや排気管から火を吐く800馬力のシェルビー、ビカモンのストラトスに負けない存在感がありましたね。

下の動画はギョウカイの人しか面白くないのでスルーしてOK。勝股兄が座骨神経痛の治療を受けているときの悶絶シーンです。


イベントは無事終了。昨日走らせたフォードRS200をベストカー編集部まで乗っていく大役を仰せつかる。RS200って普通のクルマに見えるが、200台のホモロゲのために作ったカンペキなレーシングカー。首都高を流していても史上最強のラリーカーになるハズだったポテンシャルが垣間見える感じ。素晴らしい時間でした。

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2012年10月 8日 (月)

モリゾウ暴れる(10月7日)

朝から台場のメガWebへ。私の担当は主として外回りの走行展示の解説であります。残念ながら昨晩からの雨が止まない。半日先の天気も当てられない気象庁って凄すぎる! 私の記憶にある限り、微妙な状況の天気が当たった試し無し。今以上高度な観測機器など不要。迷ったらゲタ投げて決めたらいい。

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800cc4気筒で225馬力以上出てる

天気予報大ハズレで雨止まず、大人気のモトGPマシンの1回目の走行は中止。でもスズキのスタッフが「エンジンの音だけでも聞いていただきたいと思います」ということで暖気運転をしてくれました。始動前に子供の耳を塞いで置くよう御案内。それでも小学校の高学年になると気合いで聞いてますね!

朝からモリゾウさんも来て前回出来なかったラリー仕様の86での「スピンターン&ドーナツターンへの道」の続き。場所が狭いので基本的にハードル高いのだった。朝の練習じゃ出来ず。イケそうでイケない感じが見ててハッキリ解るから面白い。納得できなかったのだろう。勝田選手のアドバイスを受ける。

するとどうよ! 昼前に行った本番で見事決めてしまった。もちろん不完全だし、成功率も5割くらいながら、その意気込みたるや大いに評価したい。ちなみに午後の走行でドーナツターンまで出来るようになった! モリゾウさん、いろんなイベントでラリー車の曲乗りをするようになるかもしれません。

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シャア専用オーリス、なんだとか

シャア専用ザクって3倍のパフォーマンスを持つというのが私の不完全な認識。う~ん。オーリスって普通のクルマの3倍の性能を持っていたっけ? ということはガンダムファンの皆さんあまり考えない? 外では青木選手がモトGPの派手な走行を見せてくれ、やんややんやの大騒ぎ。やっぱスゲぇや!

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8日月曜日はスーパーカー大会です!

そうそう。ミライースのエコラン大会があった。ジックリ乗ってないので全く自信無し。それでもJC08に少し欠ける29,9km/Lを出してトップ。30km/Lピッタリを狙っていたんですけどね‥‥。17時過ぎに無事終了。うなぎ屋に戻って若ダンナ稼業。今日もショッパイです。ただ昨日釣ったタイの刺身がバカウマで幸せ。

それにしても可夢偉最高だ!

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2012年10月 7日 (日)

釣れた(10月6日)

仕事にやりくりが出来たので6時半に出漁。東京湾の様子を見ながら釣り場を捜すことに。富津岬から第2海保を結ぶ線まで全く釣り船の姿見えず。基本的に湾奥からガスっぽくて視界悪かったのだけれど、観音崎から視程200mという霧。とりあえず観音崎で釣りしながら様子を見ることにした、のだけれど‥‥。

アンカー入れる場所を決めるべくニュロニョロしてたら少しづつ視程が長くなってきた。だったら最近ハズレ無しの鴨居沖へ。仕掛け投入するや、一発目からヒット! 見事な東京湾名物トロサバです。サバは釣れてから手間掛かる。そもそも暴れるので仕掛けが絡む。釣り上げたらエラをナイフで切ってバケツで血抜き。

動かなくなったら大量の氷入ったアイスボックスに移動させる。エサ付けてコマセ入れて投入すると掛かって同じ手順を繰り返す。そうこうしてるウチ、日暮さんが「おわ~っ!」。このサイズのサメはあまり釣れません。食べられないので海に帰ってもらう。その後も忙しいペースで釣れ続ける。

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サメ肌。私は触り心地が好き

やがて一段と強い引き! 上がってきたのは50cm(1,5kg)のタイでありました。久々の赤いサカナだ。その後、塩焼きサイズのタイも追加。丸々太ったマサバは刺身で。ゴマサバをミソ煮ですな。ベラも大きかったので煮物用に持って帰る。釣ったサカナは感謝の気持ちを持って食べるのが私の主義。

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サバが大きいのでタイが大きく見えぬ

食べきれない量になったので12時に沖上がり。明日から2日間ずっと立ち仕事なのでマリーナから川口の野村君のトコロへ直行。ヘナヘナになっていた腰に気合いを入れて貰う。正しい姿勢で立ってないと厳しい修行になりますから。夜はトロサバの刺身を板前さんが作ってくれた。最高であります!

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2012年10月 6日 (土)

ねこ(10月5日)

12時に富津岬集合ということで10時に家を出たら、首都高大渋滞! 迎賓館の周囲を規制しているようだ。マレーシア国王夫妻の移動のためらしい。ダメモトで西新宿からC2に入り、大橋から環状線に出たら案外流れ定刻着。エンジン誌の取材なのだけれど、まさしく私が悩んでいる2台の比較である。

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カコイイ

エリーゼはスーパーチャージャー仕様で革の内装のサーキット用サスペンション。ボクスターもベーシックエンジンながらカーボンブレーキ付きという「私なら付けないな」という装備が付いてました。どちらもサーキットを走る人のためのスペックですね。自分で買うならどちらであっても”素”で乗りたい。

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カワイイ

それにしてもエリーゼといい新型ボクスターといい、超を5つ付けたくなるくらい魅力的だ。このところエリーゼに気持ちは傾いていたが、新型ボクスターの素晴らしさにヤラれそう。なのに! どちらが勝ちか決着を付けなくちゃならんという。原稿書くまで大いに悩ませて頂こうかと。クルマは買うまでも楽しい。

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柏田カメラがなつかれてました

昼はガッツリとサカナの定食。帰りに時間調整のため海ホタルに寄ったらヨダレが出るくらい穏やかな海である。今日まで波は残ると言ったのに凪。風の塔の周辺なんかアブラを流した如し。明日あたり美味しいサカナでも調達に行きますか。写真をクリックしていただければ大きく見られます。

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信じられないことだけれど、首都高4号線下りの千代田トンネルに入るとauの携帯電話が切れてしまう。こんなに通行量の多い場所で電話が切れるなんて信じ られないこと。この点、皆さん案外鷹揚なようだ。誰もモンクを言わない。そもそもネットで検索しても、千代田トンネルのデンパについちゃ不満出てない。

日曜日と月曜日はメガWebでイベントなので、休むとすれば明日だけ。今回の台風3連チャンで海も変わっていると思う。はたして東京湾口じゃどんなサカナが釣れているでしょ? もちろん底荒れしちゃって全然釣れない可能性もありますワな。

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2012年10月 5日 (金)

群馬へ(10月4日)

リーフで群馬県の榛名にあるアラケンの家に行く。本来なら昨年のラリー援助&洪水お見舞いをしてくれた人向けの報告DVDを昨年中に送ろうと予定していたのだけれど、アラケンが体調を崩してしまったのだった。DVDと言えばアラケンだし、必ず治ると信じていた次第。めでたく回復であります! 良かった!

リーフは90%充電で電費を計測しているため、フル充電していない。したがってどこまで行けるか予想出来ず。まぁ前橋ICまで届かなければ、高崎ICで降りても急速充電器はたくさんありますワな。群馬って日本ベスト3に入るクルマ好き県。すでに急速充器機密度はけっこう高い。90km/h巡航すると前橋まで届いた。

前橋IC近くの群馬日産高前店で入れたら、久々の「車検証をコピーさせてください」。急速充電器もスイッチ入っておらず。東京の夏休み前までと同じ状況。しかも! 旧タイプの急速充電器のため充電量が解らない。とりま90%まで充電し、アラケンの家に行く。するとどうよ! 予想外のことが!

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グレードは上級の『G』

アラケンも白いリーフに乗り換えていた! しかもリーフtoホームまでオーダーしているのだという。ちなみに私も今月の11日にリーフtoホームの工事である。ということでアラケンのスタジオでDVDのアフレコ。何とか納得のいく仕上がりになりました。16日くらいの発送なので、しばらくお待ちください。

帰りは関越を降り、都心方面に少し走ったプリンス東京の谷原店を目指す。走行距離116,9km。到着時の残量17%。実質的に5%分は使えないため、けっこうギリギリで到着。14,2kWh入ったので電費8,2km/kWh。車載電費計は9,1km/kWhだった。やっぱし甘めに表示されるようだ。

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2012年10月 4日 (木)

COTY(10月3日)

10月に入るとそろそろカー・オブ・ザ・イヤー話が出てくる。読者諸兄の間ではあまり話題になならないようだけれど、モノ作りをしている人にとっては1年に一度の「品評会」。モノ作りをしている人ならこういったイベントの重要性を十分理解して頂けると思う。というか盆暮れ正月と一緒で、自動車業界にとって必要な文化です。

農業の品評会で言えば、技術の進歩で良い品物ばかりになってしまったため消費者の関心が薄くなったようなもの。やはり技術の進歩はあるし、皆さん努力している。消費者が理解してくれないのなら、専門家だけでもキッチリやりましょう、ということ。実際、受賞した開発チームの皆さんが喜んでいる姿を見ると嬉しい。

ということで今年の10ベスト候補は、カタいところから1)86/BRZ(同じ車種に分類)。2)CX-5。3)3シリーズ。4)アップ!。5)ノート。以上5車種は当選確実。有力なのが6)ヴォーク。7)ワゴンR。8)ジュリエッタ。9)シトロエンDS5。以下、当落線上に10)N BOX。11)ミラージュ。12)Bクラス。

この1年を振り返ってみたら、存在感の大きい日本車が少なかった。私は超素直に86/プリウスPHV/アクア/ノート/CX-5/3シリーズ/アップ!/ヴォーク/ワゴンR/N BOXを候補に考えてます。売れ行き低迷とはいえ次世代の大きな技術であるPHVは、せめて10ベストに残すべきかと。

15時から『母と子の楽ラク運転講習会』の打ち合わせ。AJAJが毎年行っている人気イベントです。私は21日にお手伝いします。20日は舘内兄弟子が主催する日本EVクラブの『日本EVフェスティバル』(電気自動車に興味あるならぜひ!)が筑波サーキットで行われるため、そちらの運転手を。サーキット同乗走行は楽しいです。

17時から10月7/8日の『メガWebフェスタ』の打ち合わせ。8日のスーパーカーイベントが凄い! ミウラやディーノに始まり、512BBやカウンタック、ストラトス、ロータス・ヨーロッパ、はたまたフォードGT、マクラーレンSLR、パガーニ・ゾンタの同乗なんか行うそうな。25台以上揃うと言うから驚く。こら必見でしょう。

メガウェイブフェスタのプログラム

イベントの秋でありますな。うなぎ屋は悪天候のため売り上げ最低の記録を出してしまった。月曜日は手応えあったのに。店の前に小さいショケースがあるのだけれど(ツボとクジャクの羽が入ってるだけ)、ヨメのフラダンスの先生のアドバイスで私の「戦利品」を飾ることにしました。やるだけやってみようと思う。

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ココがどうなるか?

群馬県の長井さんから群馬名物のハラダのラスクを頂いた。このラスク、超有名。最近は東京にも出店しているほど。美味しいです。チョコが掛かったタイプもあるけれど、私はベーシックな『ゲーテ・デ・ロワ』(写真のラスク)が一番好きだ。上信越道のハイウェイオアシス藤岡にもお店があるので試して欲しい。

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ハラダのラスク『ゲーテ・デ・ロワ』

そうそう。AJAJの会合で松下センセイに合ったので果たし状の返事を聞いてみた。そしたら「ケンカを売ったつもりじゃ無い」だって。松下センセイはECOカーアジアでリンクしている只一人の自動車評論家である。ECOカーアジアでハイオクを書いた次の日に「ダメ」と書いたらケンカ売ってるのと同じ。

でも最近元気ないようで「どうでもいいよ」という返事でした。いつも元気な松下センセイらしくなく、ちょいと心配だったほど。

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2012年10月 3日 (水)

ジュリエッタ(10月2日)

アルファロメオの黒岩さんから「時間あればジュリエッタに乗りに来てください」というメールを頂く。ちょうど半日くらい時間を作れたので小田原まで行くことしました。最近の足はソコソコの距離あってもリーフだ。ハラハラしながら、アタマ使いながら走るのが楽しかったりして。運転中、ずっとクルマのことを考えてられる。

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やっぱしアルファの尻はカコ良い

アルファは今年1月~8月までの輸入車の中で最も売れ行きを伸ばしているブランド。右ハンドルしかなかった1750ccのハイパワーモデルの左ハンドルも入れた、というのが今回の試乗会のメインコースだ。やっぱしアルファって左ハンドルの方がしっくり来ますね。加えてマニュアルは運転中、クルマを考える。

最近、当たり前のことかもしれないが「クルマに乗っているときにクルマを意識する」というのがクルマの楽しさの大きなファクターかもしれない、考えるようになってきた。電気自動車もマニュアルミッション車も、根っこは案外同じだったりして。ジュリエッタを買うならコイツしかないな、と思う。フル装備だし。

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こちらは右ハンドル

バイキセノンや本革シート、18インチタイヤ、BOSEのオーディオ、ヒルホールド機能も付くため、マニュアルでも上り坂の発進で気を遣わずに済む。エンジンは235馬力だ。で、388万円。クルコン付いてないことだけが残念。というか、なぜロングクルーズの良き友であるクルコンを付けなかったのか解らないです。

帰りは大磯役場で急速充電。小田原の先まで行くと満充電しても往復は出来ない。「空気の良いところに」という家族の健康上の理由で20年くらい前に1年ほど住んでいたのだが、その時に転入届けを出して以来である。全然変わっておらず。この役場、海が見えるなど素晴らしい雰囲気でございます。

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2012年10月 2日 (火)

不公平検査(10月1日)

国際線に乗るときの検査が変わるという。これまで安全検査は基本的に公平だった。というか公平じゃ無い検査など意味なし! アンタはいいけどアンタはダメだ、と言われたら腹立つでしょ。しかも余分な手間掛かるようだと納得できないし。そもそも危険物を見逃す可能性の方が大きい。

しかし今日から「無作為に抽出した乗客に対しボディタッチを含めた厳重なチェック」を行うのだという。だったらチェックを受けた人が気持ちよくなり「仕方ないか」と感じるようなアメを用意べきでしょ。そもそも99,9999%の人が「樹脂製の危険な形状をしていない危険物」を持ち込む意思などなし。

逆に「アメ」があったら「当たり!」みたいになる。例えばイミグレーション&税関のファストレーン(搭乗員や外交官と同じ扱い。専用レーンを通れる)のチケットを配るのもいいだろう。アメ無しでそんなことやったら、機嫌悪くなる人は絶対出てくる。私なんか官憲に対し米つきバッタのようだから素直に聞きますけど。

何で国民にケンカを売るようなことをするのか理解に苦しむ。というか、海外に進出していった企業達は、現地でそういった乱暴かつ一方的なことをしなかったら歓迎されている。外国で日本の官憲のような態度(中国と大差なし)を取ったら、嫌われまくることだろう。次に国際線に乗るときに引っかかかることを希望します。

アドバイスを頂き今日からうなぎ屋はメニューを少し変えてみた。今までガンコなくらい鰻重しか出してこなかったのだけれど、叔母と相談し(普通の時は極めて普通。内容を1分後に忘れてしまうだけ)、ジイさんの頃もやっていたメニューならいいでしょ、ということになった次第。様子を見ながらうなぎ屋らしいメニューを増やします。

大間原発は工事を再開した。アホらしくて情けなくて仕方ない。福島だって全く先が見えていないばかりか、汚染水タンク増える一方。ココの写真で22万トン。そいつを70万トンに増やすのだという。当然もっと増えるだろう。このタンク、耐震性無し。がこういうオタンコなことを平気で行ってます。

沖縄のオスプレイ配備も案外反対勢力が少なかった。以前10万人集まったので普天間配備もスンゴイことになるかと思いきや、そうでもない感じ。日本人は本当に素直だ。最近になって「半分くらいの人が死ぬような状況にならない限りナニも起きないのかもしれませんね」と思うようになりました。

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2012年10月 1日 (月)

嵐の前(9月30日)

台風に備え もやい を増やすべくマリーナへ。11時くらいに着いたら拍子抜けするくらい好天。風も無し。そんじゃ船底についた稚貝を落とすべく海に出ましょう、と浦安沖まで行ってみた。するとどうよ! 驚くほど多くの本船(フネ用語で大型船のことを本船と称す)が台風に備え湾奥で停泊してます。

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11時30分頃。波も無し!

岸壁で大波を受けると船体が壊れてしまうため沖に出てアンカリングし台風をやり過ごすのである。船乗り達は台風来ることを知ってます。考えてみれば飛行機や鉄道もキッチリ認識しているようで、欠航や間引き運転など完全に台風来襲に備えている感じ。それにしても気持ちよい海である。

天気予報無い時代なら、釣りにでも行ってしまったろう。天気予報技術が確立する第2次世界大戦までは多くの人が被害にあったと思う。ヨットの状況を見て頂ければ解るとおり風すら無し。マリーナに戻り、もやいを2倍にしフェンダー(空気の入った緩衝材)も2つ加えておく。風波に強い夢の島マリーナならこれで十分かと。

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普通の休日ですね

16時くらいから天候が急変。あっという間に悪化していく。もはや上陸は目前なのにNHKはタイトルで「上陸のおそれ」。この場合「おそれ」の意味は「懸念」を示すんだと思うけれど、速度に乗った台風がそれる確率なんかゼロ。もっと強く「上陸するので注意!」くらいのメッセージは出すべきだ。

強い台風の割に被害少なかったのは進路がやや左寄りとなり、左半分が紀伊半島の山に掛かったから。ここでパワーをドンと落とした。右寄りのコースで海上を進んできたら、もっと大きな被害を出したことだろう。それでも海ほたるは23時台に風速30m以上吹くなど、大荒れでした。

うなぎ屋は電車が止まることを想定し、19時に閉店。帰ってTV見たら「強い風に身体ごと持って行かれそうになります」という国が指定したのか、どこも同じ表現。もう少しオリジナリティを出せばいいのに。クダランのでイモトアヤコさんがマッターホルンに登った『イッテQ』を見る。タイしたモンだと感心しきり。

我が国のTV局で最も数字を取れるスタッフはバラエティをやっていると聞く。そりゃ各局横並びのニュースより、人気番組を作れば出し抜けるバラエティの方が重要かと。もう少し柔軟な思考を持った人材をニュースに投入したなら日本はよくなる? いや、予算分配に差が無いNHKのニュースはなおアカンわな。

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