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2012年11月3日01時22分

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米兵侵入、ルース大使おわび 「究明と再発防止に協力」

写真:米兵による事件について外務省で説明した後、報道陣に囲まれるルース駐日米大使=2日午後1時8分、東京・霞が関、仙波理撮影拡大米兵による事件について外務省で説明した後、報道陣に囲まれるルース駐日米大使=2日午後1時8分、東京・霞が関、仙波理撮影

 沖縄での米兵による住居侵入・暴行事件を受け、吉良州司外務副大臣は2日、ルース駐日米大使を外務省に呼び、集団強姦(ごうかん)致傷事件をうけて在日米軍が発表した再発防止策に反すると指摘し、抗議した。大使はその後、記者団に「少年とご家族に心からおわびしたい。非常に憤慨している。真相究明と再発防止に全面的に協力する」と語った。

 玄葉光一郎外相は2日の記者会見で「夜間外出禁止令が出ているなかで言語道断だ。まして殴ったなんて許されない」と批判。再発防止策について「実効性が担保されないとだめだ」と述べた。ただ、米軍が施設内で県警の聴取を認める姿勢を示すなど捜査に協力的だとして、容疑者の身柄引き渡しは求めない方針だ。

 森本敏防衛相も事件について、記者団に「全く許し難い」と語った。

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