事件「命の危険感じた」中国籍の無職男が正当防衛主張 中国人刺殺事件の初公判2012.10.22 14:39

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

「命の危険感じた」中国籍の無職男が正当防衛主張 中国人刺殺事件の初公判

2012.10.22 14:39

 名古屋市で昨年1月、中国人グループのけんかから男性会社員を刺殺したとして、殺人などの罪に問われた中国籍の無職、朴太峰被告(29)は22日、名古屋地裁(松田俊哉裁判長)の裁判員裁判初公判で「突然スタンガンを突きつけられ命の危険を感じた。無意識に行った行為で相手が死亡した」と述べ、正当防衛を主張し殺意を否定した。

 傷害罪については「(他の中国人と)共謀はしていない。相手から暴行を受けた」と否認した。

 検察側は冒頭陳述で「最初から刃体の長さ17センチの包丁を用意していた。後ずさりする男性会社員に近寄って行った」とし、殺意はあり正当防衛も成立しないと主張。傷害罪についても「何かあったら助けてほしいと事前に仲間に頼んでいた」として、共謀関係にあったと指摘した。

 

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital