M3DとM3.1を徹底比較!!髪にツヤが出てパーマがしっかりかかって、髪の傷みも防げる。 こんな夢のようなヘアースタイリング剤が今注目されています。 なかでも人気はM3DとM3.1の2つの商品です。 ところが最近、この2つが論争を繰り広げています。 M3.1側が比較実験レポートというものを発表したのですが M3D側はホームページでこれに反論しています。 いったいどちらの方が正しいのか、私たちなりに調べてみました。M3Dにシリコーンは入っているのか?MOMENTIVEというサイト(http://silicones.momentive.jp/06_faq/cosmetic.htm)にはこのような事が書かれています。 Q 最近、化粧品にシリコーンが多く使われていますが、その理由は? A シリコーンは生理的に極めて不活性で、また無色・無臭です。 その上、シリコーンを化粧品に添加した場合、顕著な特性の向上がはかれます。 滑り性の向上、撥水性や光沢の付与、サッパリ感の向上などです。
つまりは早い話、シリコーンを使うと光沢がでます。 しかし、M3Dの広告では、シリコーンで髪の光沢を出しているわけではないと言ってます。
そこで、検査費用が3万円程度だと聞き、私たちもM3Dの成分を公的機関である日本食品分析センターに分析を依頼しました。 するとケイ素が7ppm検出されたとの結果がでました。 ↑クリックすると拡大画像を表示します。↑ これについて、M3D側は「コーティング剤として知られているシリコーンをppmで表現するならば100万ppmという含有量になります。」と言っていますが、意味不明で反論にもなっていません。 他方ケイ素(Si)が自然界にあるものに沢山含まれているというのはそのとおりです。
M3D側は当初、「“シリコン”は入っていません!」とPRしてしていましたが、シリコン=ケイ素であり、今ではケイ素がは入っていることを認めているので、意地悪な言い方をすると、はじめの「“シリコン”は入っていません!」というPR文はウソだったということになりますね。これにはがっかりしました。
M3.1側は、ブラックライトを当てるとM3.1は光らずM3Dが光ったのはM3Dにシリコーンが入っていること示していると言っているのに対し、M3D側は「9ppmでは得られない光量となり、含有量との矛盾が読み取れます」と反論しています。
還元力とPHM3.1側はM3.1はアルカリ性で還元力も強いが、M3Dは中性で還元力が低いと主張しています。 以上の試験結果からすると、M3Dは髪の中に入っていかない→髪は本質的に変わらない→髪の表面が光っている。というM3.1側の推論のほうが理解できるような気がします。
カイワレ実験M3.1側は、それぞれの液体でカイワレが育つのか実験してみたそうです。ですが、アルマダの一方的な実験といった主張をM3D側がしているので、公平に実験してみることにしました。 となると、M3Dの主張する環境浄化をするという主張に対しても、疑問がわきます。 ビーワン水の二番煎じのような気がしますし。 私はアルマダでもM3Dでも、どちらの味方でもなく、中立性を持って見てきましたが、自分自身で実験を行った結果、アルマダが行った実験はその通りの結果が出ますし、 M3Dの主張には、科学的な正当性がないと思います。
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