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<フィギュア>首位発進の高橋「まだまだですね」

毎日新聞 11月2日(金)23時33分配信

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦・中国杯のショートプログラム(SP)は2日、好調な滑り出しの首位発進だったはずだが、赤いスーツのロックンローラーを演じた高橋大輔の顔は浮かなかった。冒頭の4回転トーループは回転不足を取られ、スピンとステップでもレベルを取りこぼし。「まだまだですね」と頭をかいた。
 前日の公式練習と、この日の直前練習では、いずれも4回転ジャンプをクリーンに決められなかった。精度不足を自覚していたが、「4回転なしでは勝っていけない。調子が悪くても、跳ばないわけにはいかない」と高橋。出来栄え評価点も振るわなかったが、転倒だけは回避した。

 それでも、演技力を表すプログラム構成点は、出場選手唯一の40点台。新ルールで基礎点にボーナスが付く後半のトリプルアクセルもほぼ完璧に決めた。「(演技後半のジャンプは)体力的に問題はない」と自信を深め、後半のジャンプを2連続に変える可能性すら示唆した。

 今季の「お披露目」だったSPをトップで通過したのは好材料。「(1位に)自分では納得していない」という内容の悔いを、フリーにぶつけるつもりだ。【芳賀竜也】

最終更新:11月2日(金)23時33分

毎日新聞

 

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