史上初「チームワークの勝利」
4連覇を果たした県かるた協会チーム=徳島市の徳島県立中央武道館で(県かるた協会提供)
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徳島市の徳島県立中央武道館で十月二十七、二十八の両日に開かれた第二十七回国民文化祭小倉百人一首競技かるた大会で、福井県かるた協会チームが優勝し、大会史上初の四連覇を達成した。
都道府県対抗の団体戦で、一試合ごとに各チーム五人ずつが出て一対一で対戦。勝敗の合計で競った。
福井県チームは、針谷和幸監督兼選手ら八人で構成。予選リーグを2勝1敗で通過すると、決勝トーナメント1回戦で大阪、2回戦で兵庫を破って波に乗った。準決勝では予選で黒星を喫した東京に雪辱し、決勝は滋賀に4−1で完勝した。
大会は今年で九回目だが県勢はうち六回を制している。針谷監督は「選手層の厚さとチームワークで勝つことができた。来年は五連覇を目指したい」と話している。 (笠松俊秀)
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