福島第1原発:港湾内で1万ベクレル超の魚

 東京電力は2日、10月10日に福島第1原発の港湾内で採取したマアナゴから、1キロ当たり1万5500ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。港湾内の魚類の検査結果が公表されたのは初めて。

 東電によると、10月9~16日に港湾内と沖合20キロ圏内から魚類を採取。港湾内ではこのほか、エゾイソアイナメから同4200ベクレルのセシウムが検出。沖合約2キロではクロソイが同1470ベクレルだった。

 これまでの最大は、今年8月に沖合約20キロのアイナメから検出された同2万5800ベクレル。【鳥井真平】

2012年11月02日 20時14分

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