■詐欺で書類送検 中国人元記者 自衛隊情報を収集か
無職と偽り、失業手当をだまし取ったとして、中国籍の元新聞記者の男が書類送検されました。
警察は、この男が海上自衛隊の情報収集をしていた疑いもあるとみて調べています。
詐欺の疑いで書類送検されたのは、中国共産党機関紙、「人民日報」系の新聞社「環球時報」の元契約記者の42歳の男です。
警察によりますと、男はおととし3月、無職と偽って失業手当およそ15万円をだまし取った疑いがもたれています。
また2年前、男は一般公開中だった海上自衛隊佐世保基地を訪れて、護衛艦などを撮影し、中国共産党機関紙関連のホームページに掲載したり、横須賀基地でも撮影していた疑いがあるということです。
警察が任意で事情を聴いていましたが今年7月、病気の治療を理由に中国へ出国し、その後、戻ってきていないということで、男が自衛隊施設の情報収集をしていた疑いがあるとみて調べています。 (11/02 19:08)
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