新日本プロレスの名コンビ・天山広吉(41)と小島聡(42)の「天コジ」に不協和音が生じた。11日の大阪ボディメーカーコロシアム大会でIWGPタッグ王座挑戦を控える天山は、小島の単独行動から決定したノア11・3後楽園ホール大会への参戦に憤慨。あくまでタッグ王座返り咲きが最優先事項とし、盟友への不信感をあらわにした。
「正直、今回はコジが何を考えているのか分からない。何を血迷ってノアとか言っているのか? 向こうにもいろいろ言われてるみたいだし、まさにツームストーン…」
天山、小島は3日ノア後楽園大会で杉浦貴、モハメド・ヨネ組と激突する。GHCヘビー級王座挑戦を目指す小島の査定も兼ね、新日プロが誇る「天コジ」の箱舟初上陸が決定した。しかし、これはあくまで小島の個人的理由によるもの。天山には全く関係がない話で「何で俺まで…」の思いは拭えない。
天コジは10・8両国大会でランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.組に敗れ、タッグ王座から陥落。大阪決戦では王座返り咲きをかけた雪辱戦が控えており、他団体のベルトに色気を見せる暇などないはずだ。天山は「そりゃもちろん、そっち(新日)に集中したいですよ。まさかベルト取られるって思ってなかったし。天コジで組む意味を考えれば絶対取り返さなきゃいけないんですから」と迷惑そうな表情を浮かべた。
せめて王者の指名など“オファー”があっての参戦ならともかく、当の小島は一時ノアから存在を忘れられていたトホホぶり。天山のやる気がそがれるのも無理はない。
「コジにはいろいろ借りもあるし、決まったからにはという気持ちはある。でもワガママに付き合うのは今回限りにしてほしい」と遠い目でつぶやいた猛牛。小島のノア侵攻が怪しい気配なのは今に始まったことではないが、ついに唯一無二のパートナーまで見放す始末…。本業の新日プロタッグ戦線にも影響が及ぶのは必至で、天コジに危険信号が点滅した。
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