season W

◆第十六話 『天才の系譜』

脚本:古沢良太 監督:和泉聖治
ゲスト:原沙知絵 不破万作


さて今回は右京さんの姪・杉下花が登場するという話だったのですが、
前もって予告を知らないと、冒頭とかどうみても右京さんによる援助交際ですやん。
ホテル正面での現金受渡現場や、特命での電話内容。そら薫ちゃんも勘違いしますわ。
でもまぁ彼女・杉下花、実の所右京さんの「姪」ではないんですがね。
後々論争の種になる杉下家の家系図によれば、何かもうものすごい遠い親戚で、
尚且つ間に養子を挟んでますから、血の繋がりはおそらく無いんじゃないかねぇ
なので彼女には、三浦さんが言う所の「変人警部の嫌なDNA」は流れていない筈……

……それなのに、花嬢の実態はもう完全に女右京
紅茶の注ぎ方や指差す仕草、「もう1つだけ」等といった言動は右京さんそのもの。
更に偶然立ち寄った下町のとある民家の庭先で、鉢植えの花の手入れがなっていない点、
またその家の主人の挙動などなど、とにかく細かい所に目が行って、
数日前に起きた殺人事件に探偵気取りで首突っ込んで来ましたよ本業フォトグラファー
そんな姪を苦々しく思うは右京さん。花に対して事を荒立てないよう釘を指すのですが、
忠告届かず、花嬢民家に思いっきり不法侵入してまで捜査に介入してきましたよ。
更には民家から写真まで窃盗したりと、いやいや花さん流石にやり過ぎです。
これには右京さんもすっかりお冠。ただ、激昂には至らないんですがね。
しかも何だかんだ言って姪が窃盗してきた写真、普通に受け取ってるし。
杉下右京も人の子、やはり自分の姪には甘めなんですかねぇー

……しかし花嬢、叔父さまいぢめに容赦が無くて。
事件が自分の推理通りに進んでいき、花の里にてたまきさんと祝杯を挙げる花嬢。
そこにやってきた右京さんに対し、弟子が師を越えたと勝利宣言掲げたり、
更に修正版家系図を渡してその真剣を逆撫でしてみたり。
これに追い討ちをかけたのが薫ちゃん。花の言動に苦言を呈する右京さんに対し、
「同じことをほぼ毎日感じてますよ」と右京さんへのイヤみを込めた発言したもんだから、
とうとう右京さんスネちゃいましたよ。可愛らしく「お酒ちょうだい!」と言いながら。

ただ、事件そのものは結局右京さんの推理が正解ということで解決。
あ、ちなみに今回の殺人事件ですけど、相棒にしてはビックリするほど薄ーい話。
まぁ今回のメインは杉下花で、事件は二の次ってトコもありますが。
その花嬢ですが、最後は再修正版家系図を渡されたりと円満解決して渡米していきました。
あと、その時に置き土産で特命の2人を撮った写真を置いていったんですけど、
角田課長にあっさりいまいちな写真だと言い切られたよ本業フォトグラファー
そんな課長に激しく反論する右京さん、叔父バカなんでしょうねぇー


しかし花嬢、結果として前科を喰らいに来日したようなものだよなぁ……



【今日のいたみん】


・第十六話。

今回の事件、何故か芹沢クンがやる気に満ち溢れて動いてましたね。
二ノ宮邸にて犯行に使われた物と同じ縄を見つけたりと、なかなかの眼力を見せてくれたり。
あーあと芹沢クン、伊丹=センパイ、三浦=三浦さんと明確に呼び分けていたのね。
しかしそのセンパイ、花が警視庁ロビーに現れた時に自分だけ自己紹介して、
後輩に「お前は(自己紹介は)いい」思いっきりエゴ丸出しで挑んでますし。
センパイに恵まれてないよ、芹沢クン。

さて恒例のいたみんの亀吉弄りですが、二ノ宮の旦那を任同していく際、
逃亡する旦那を皆が押さえにかかっている最中でも、亀吉を見つけるや否や
「こんなトコで会うとはスゴイねぇー、偶然?偶然?偶然?偶然?偶然?」
仕事そっちのけで絡んでいくいたみん。そんなに亀吉が大好きか

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