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2012年11月 2日 (金)

シティバンクは危険(11月1日)

これは皆さん知っておくべきことだと思う。本来カードって「現金を持つと危険だから」という概念から始まった。盗っても現金にならないから意味を持つ。しかし! 4ケタの暗証番号をカードから引き出せたなら、キャッシング機能付きクレジットカードは現金と同じ。これ、冷静になって考えてみたら恐ろしい。

夜道を歩いている人は現金を持っていると限らない。でも現代人ならクレジットカードの2枚や3枚は持っているだろう。つまり襲えば数十万円を簡単に奪えるワケです。驚くのがシティバンクカード。知らないうちにキャッシング限度額を120万円に設定されていた。しかも盗難被害の電話をしても5分以上繋がらない。

実際、私の場合、シティバンクVISAのクレジットカードはコンビニのキャッシュディスペンサーで暗証番号を1回で入れられてしまった。この件、シティバンクに問い合わせてみたら「会社として救済策を持っていません。保険にも入っていません」。加えて調査もしないという。シティバンクビザを持っている人は、相当リスキーだ。

「クレジットカードに暗証番号が入っていない」というのはウソ。正確には「簡単に解らないような高度な暗号処理をして入っている」。そいつを突き止める装置が作られ、窃盗団の手に渡ったということだと思う。ここから先は自動車評論家の取材能力を超えているので、専門分野に人に追求して欲しい。

クレジットカードの暗証番号は意味を持たないと考えるべき時代になった。犯罪者にとっちゃクレジットカードは現金と同じ。対応策はキャッシング出来ないようにし、不要なクレジットカードを破棄すること。ちなみに今回の対応で最も真摯なのが意外にも楽天カード。シティバンクは論外。UCについちゃ対応待ちです。

景気が悪くなると、そう遠くない将来、夜道を歩いていても危険性が出てくる。このあたりでカード会社もセキュリティ能力をワンランク引き上げなければならないと思う。ちなみに今回プリウスの電子ロックもやられている。ICカードの暗号を抜けるのなら、クルマのロック解除くらい簡単だろう。皆さんもご注意を。

もはやクレジットカードはステータスでも何でもない。今回の騒動が落ち着いたら、飛行機会社のクレジット機能付きカードだけにする。そしてキャッシングはゼロに。銀行の通常のキャッシュカードも不安だ。1日50万円まで下ろされちゃいますから。キャッシュカードは生体認証に切り替えることをすすめておく。

私の家のセキュリティも強化した。現金は当座分しかなし。金目のモノは元々無し。日本も景気が悪くなると間違いなく犯罪が増えることだろう。皆さんの知り合いやネットワークを使い、キャッシング可能額をゼロにすることを啓蒙して欲しい。繰り返しになるが、シティバンクは何の保証も無し。使うなら割り切ってどうぞ。

気分的にはギリギリながら、意地でTOPやECOカーアジアの記事を書いてます。


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