浅田、高橋、町田が登場＝２日開幕、フィギュア中国杯

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本番用の衣装で練習する浅田真央【坂本清】

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第３戦、中国杯が２日、上海で開幕する。日本勢は、男子に高橋大輔（関大大学院）、町田樹（関大）、女子は浅田真央（中京大）が出場する。

　高橋は今季のＧＰシリーズ初登場。長年指導を仰ぐ長光歌子コーチ、ジャンプ担当の本田武史コーチに加え、４年ぶりにニコライ・モロゾフ氏を振り付けに迎えての、最初の競技会に臨む。町田はＧＰ開幕戦のスケートアメリカで３位に入り、初めてＧＰ表彰台に立った。フリーでは力強い演技で自己ベストを更新しており、今大会でも躍動感ある演技に期待だ。

　浅田は今季、ショートを「Ｉ Ｇｏｔ Ｒｈｙｔｈｍ」、フリーを「白鳥の湖」のプログラムで臨む。新フリー初披露となった、ＧＰ開幕直前開催の団体戦「ジャパンオープン」（１０月６日）では、大きなミスなく滑り切り、シーズン本格開幕に向けて順調なスタートを切った。トリプルアクセルは「（シーズン）後半の方には入れていけたら」と話しており、まずは安定した演技を見せたいところだ。

　ペアでは川口悠子／アレクサンドル・スミルノフ組（ロシア）が登場。昨季の中国杯では、ＳＰ、ＦＳともに１位で優勝している。ＧＰ開幕戦のスケートアメリカで２位となった、バンクーバー五輪銀メダリストペアのホウ清／トウ健組（中国）も出場する。

　アイスダンスは、世界選手権銅メダルのナタリー・ペシャラ／ファビアン・ブルザ組（フランス）、同大会で４位のケイトリン・ウィーバー／アンドリュー・ポジェ組（カナダ）が出場。また、世界ジュニア優勝カップルの、ヴィクトリア・シニツィナ／ルスラン・ジガンシン組（ロシア）の演技にも注目したい。