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群馬県のニュース

宮原田・高崎市議が4区出馬へ 第三極と連携模索 

更新日時:2012年8月2日(木) AM 10:00
 次期衆院選に群馬4区から、高崎市議の宮原田綾香氏(28)が出馬する意思を固めたことが1日分かった。宮原田氏は昨年4月の市議選に無所属で初出馬し、トップ当選を果たした。非民主・非自民を掲げ、大阪維新の会など第三極との連携を模索するもようだ。

 4区は自民の福田康夫元首相の世代交代が取り沙汰されているほか、前回、福田氏と争った三宅雪子氏(比例北関東)が新党「国民の生活が第一」から出馬する意向を、共産党が新人の萩原貞夫氏の擁立をそれぞれ表明しており、対決構図が流動化している。

 宮原田氏は取材に「現時点では何も言えない」としながらも、「地域に目を向けるとともに、広い視野で有権者のために働きたい」と国政への意欲をにじませた。すでに支持者の一部に出馬の意向を伝えている。7日に高崎市内で開かれる地方議員グループ「改革ぐんま」の集会で明らかにするとみられる。

 宮原田氏は高崎女高、群馬大卒、立教大大学院修了。衆院議員秘書を経て、市議選に立候補。当時民主だった衆院議員の中島政希氏(比例北関東)らの支援を受けて7610票を獲得した。

宮原田綾香氏