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経済
日系企業、中国リスク回避でカンボジア投資急増 日中関係悪化も影響
インフラ不足が課題
課題は、インフラ不足や原材料の調達だ。労働改善を求めるストライキも発生し、進出企業からは「要求をのむしか解決策はない」とのぼやきも聞こえる。少しでも不満を抑えようと、各社は村までのトラック送迎や社員食堂の充実、クメール語の読み書き教室など従業員の確保に躍起だ。
カンボジアへの投資は金額では中国の存在感が大きいが不動産など雇用につながらない投資も少なくない。「従業員を大切にする日本企業の良さや技術・サービス産業の質の高さ」(黒木雅文・駐カンボジア大使)をいかに浸透させるかが成功の鍵を握る。
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