黒田、ヤンキース残留が濃厚

　米大リーグのトレードや契約情報を扱うサイト「ルーマーズ（うわさ）」が、今オフＦＡとなる選手のうち注目５０人を選出し、契約予想を発表した。

　まだ２９歳のグリンキーと、今季も４３本塁打１２８打点を叩きだしたハミルトンが双璧だ。

　来年２月に３８歳となる黒田も人気があり、日本人選手では唯一のトップ１０入り。今季自己最多の１６勝をマークしてヤンキースの地区優勝に貢献するなど衰えを見せていないだけに、同サイトは「今季は１年契約ながら素晴らしい成績を残した。本人が残留するならヤ軍もハッピーとなる。住まいのある西海岸のチームへ移籍の可能性もあるが、残留するのでは」と指摘している。

　一方、チームメートのイチローは、３９歳を迎えた年齢もあってか４０位と低い。その上で、レギュラーとして迎えられるとしたら、レイズではないかと予想している。

　３４位には海外ＦＡを示唆している阪神の藤川が入っている。ブルペン陣が今季低調だったエンゼルスと予想。また、上原は３５位ながらドジャース入りか、としている。Ｒソックスの松坂大輔投手や、メジャー行きを希望している西武・中島裕之は入らなかった。