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被ばく措置取らず…福島第一元作業員が告発
福島第一原発の事故直後の去年3月、緊急作業を請け負った「関電工」が被ばくを抑えるための必要な措置を取らなかったのは労働安全衛生法違反にあたるとして、関電工の指示の下、現場で作業にあたった46歳の元作業員の男性が、福島県の富岡労働基準監督署に告発した。
男性は、3号機のタービン建屋の地下で作業を行ったが、線量計が高い値を計測して他の作業班が撤退したのに、関電工の作業班は作業を止めなかったとしている。
また、男性は、「東京電力」についても、労働災害を防ぐ措置を取らなかったとして、労基署に安全管理の徹底などを求める申し立てをした。
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